AudioVisual 道楽

まだビデオが市販されない頃から、オーディオに関心はありましたが、自分で手に入れられるようになったのはそれからかなり後のことでした。こだわるときりがないと自分に言い聞かせつつも、やはり幾ばくかのこだわりを捨てきれずにここまでやってきました。リスニングルームだとか、ホームシアターだとかいうほどの環境はありませんが、手の届く範囲で構築した結果です。こんなに積み重ねたくないのですが、置けるラックにも限界があるのが悲しい現実。

内容的に、滅多に更新できないと思いますが(笑)。しかし、型落ち品、処分品ばかりだなぁ。




再生機器


アナログプレーヤー
Technics
SL-MA1
その昔、LP(なんて懐かしい)を月一枚買えるかどうかという頃、DENONのDDプレーヤーが欲しかったのですが、何しろ高かったのを覚えています。一方でオートチェンジャーなんて芸術的?なモデルもありました。時を経て、さて自分が買える頃になると、世の中はCDに移行していました。LP資産を処分する気はなかったものの、CDの手軽さに慣れきっていたので、マニュアル操作やカートリッジを換えて楽しむ気合いはなくなってしまいました。そこで店頭特価品の中から上級そうなモデルを選んだのがこれです。今や年に数回しか稼働する機会がありませんが、アナログの温もりはやはり捨てがたい。時の流れがゆったりするように感じます。
ACディストリビューター TEAC
AV-P25
ノイズフィルターになるかと導入したのですが、結果的に電源確保に大活躍。しかし今となっては非連動タップが不足。現況を考慮し、常時通電となっています。

DVD/LD/CDプレーヤー
Pionner
DVL-919
最初のDVD再生機はプレステ2でした。「ER」のDVDが見たくて買ったようなものです。しかし当時はまだワイヤードリモコンしかなく、今後DVDがソースの中心になる予感もしたので、DVDプレーヤーの導入を考えました。しかしながら、それまで劣化しない保存メディアに位置づけていたLD資産との共存も考慮せざるを得ず、このコンパチプレーヤーに落ち着いたわけです。
これ、何しろでかい!。直径30cmのメディアを飲み込むわけですから、当然といえば当然ですが、置き場所を確保するためにCDプレーヤーもこれに統合しました。
息の長い現行モデルですがDVD再生の基本性能は中級機並み、LDの両面連続再生は便利。欠点としては、LD映像信号をコンポーネント出力できません(常識?)。せっかくだからDVDはコンポーネント出力したいし、LDだけをS2出力することになります。トレイはDVDとLDで共有し、メディアを指定して出てくるのですが、この反応がちょっと遅い。比較がなければこんなもの、で済みますが。

BD/DVD/HDDレコーダー
Panasonic
DMR-BWT550
DMR-BR500はまだ不具合はないのですが、底値と思われたのでTH-P60VT5との連携を優先して導入。テレビと同系の恩恵とはいえ、初期設定は大幅に簡易化され、操作性も格段に向上し、筐体も小型化。デジタル機器の進化を痛感。

BD/DVD/HDDレコーダー
Panasonic
DMR-4SE102

テレビの4K化を機に導入。これでUHDディスク再生環境も実現しました。

AVアンプ
AIRBOW
NR1609Special
導入時にディスコンだった新品を5年も使用すれば、動作に問題なくとも機能には不満が募る。良品中古と遭遇を機に更新。
選択肢には素のSR7010もあったが、次はAIRBOWのSpecialと決めていたのを思い出し、同価格だったこちらを選択。届いた直後にフロント左の音が出なくなり修理保証という想定外もあったが。
音圧が上がったというか、輪郭が鮮明になったというか、スピーカーも変わったかのような、艶のある音にも、新しい設計の各種機能にも満足。筐体サイズ信仰はもはや無用。

BD/DVD/CD/プレーヤー
AIRBOW
UD7007Special
以前買い逃したUD7007の Specialが中古で出たので、UD7006Specialを下取りに買い替え。ベースモデルが格上かつ最終だったので、何となく引っかかっていたのが解消。音の解像度が上がり、チャンネル間のつながりがよくなった。さっきまで映っていたBDの信号が認識されず、早々に故障かと思ったら、CDでPureDirect再生したからだった(笑)。
デジタルCSチューナー
Panasonic
TZ-HR400P
HD放送移行に伴い無償供与。UIついでにリモコンまで統一されました(笑)。録画はLAN経由で画質変換不可という仕様。チャンネル構成がややこしい。
ケーブル
電源タップ AIRBOW ABPT4.20S
電源ケーブル AIRBOW CPST-L
アナログ Space&Time PRISM300a8N
Monster Cable BIL100
デジタル NEOTECH ND021075RCA
スピーカー フロント:AIRBOW 6N14G
センター:AET Premium Micro Truth
サラウンド:AET-F075
サブウーファー:AIRBOW WE01/SUB
HDMI CANARE
オーディオボード
AIRBOW人工大理石JDB8mm:SR7005,UD7006Special
AIRBOWコーリアンボードDCB13mm:B2.27
AIRBOWウェルフロートボード:IMAGE11KAI2

オーディオラック
QUADRASPIRE
Q4D
30年使ったスチールラックを更新。ラックにコストをかけるつもりはなかったが、これだけ長く使えるなら(笑)と、これまで考えもしなかった本格モデルを導入。
その効果たるやおどろくべきもので、下手に小物を追加するよりよほど効率的ではないかと。明らかに音がクリアになり、聞き取りにくかった映画の台詞がはっきり聞こえ、音の輪郭が鮮明になった。忘れかけていたアナログ盤の音の躍動感が楽しく、次の沼の縁に立ってしまったかも(笑)。
カートリッジ
Goldling
Elektra
アナログの沼の第1歩(笑)。現有プレーヤーのシェルはT4Pという絶滅規格で交換シェルの入手はもはや絶望的。標準カートリッジ対応のシェルが付属していたのだが忘却の彼方で行方知れず。諦めきれずにストックパーツを発掘したら発見!。ならばと手を出してみる(笑)。
カートリッジといえばSHUREと刷り込まれているが、既に時代は変遷している。全幅の信頼を置いているショップ推奨の手頃なモデルを試しすことに。
その音質差に驚く。再生される音の情報量が桁違い、それでいてアナログ盤の温かみは保持。ますますのめり込みそう(笑)。

音の出口


サブウーファー
audio pro
B2.27 mkII
2.1chで鳴らしたかったのですが、現有システムでは不可能と思っていました。ところが、プリアウトのフロントの片チャンネルに接続して解決。鳴りだしたら途端に音に不満が(笑)。更新するならこれと思っていたのが、現行価格は在庫限りで値上げ発表したこともあり、更新決定。
鳴らしてみると、今まで聴いていた音は何だったのかと驚愕しました。タイトな低音は高音まで引き締めてくれます。5.1chでは再び家が揺れました(笑)。

センタースピーカー
フロントスピーカー
サラウンドスピーカー
AIRBOW
IMAGE11/KAI2,KAI-S
B2.27で改善された音質は、センタースピーカーの音質劣化を際立たせる結果になったので、この際に更新。
センターが鮮明になるとサラウンドまでよく聞こえるようになりました。
音質がもろ好みだったのと、C/Pが高いので、フロントにも導入しました。音像が格段に鮮明になり、2.1ch再生では締まりのある低音も相まって上質のオーディオを堪能できます。
サラウンド&サラウンドバックにも導入して6.1chを構築、音質が劇的に向上しました。
ヘッドフォン
FOCAL SPIRIT ONE

映像の出口


有機ELテレビ
LG
OLED65C2PJA
次はLGの有機ELと決めていたので、モデルチェンジ直前でしたが、流通在庫を安く入手することを優先。レコーダーとの連携でパナも候補に挙げましたが、さほど連携機能は使っていないので、初期セットアップが楽という程度なら初志貫徹。
店頭でチェックした画質にも納得しましたが、あまりに価格差が大きかったので、リサイクル回収してくれるネット通販を利用して導入。
画質、音質とも標準設定で満足。AVアンプとの連携もデフォルトで問題なし。ただ、リモコンの操作感はPCのようで、甚だ使い勝手が悪いのは想定外。

引退した機器

FM/AMチューナー Victor
T-X500
USEN440導入を機に引退。オレンジの液晶がきれいでした。

S-VHSビデオデッキ
Victor
HR-S100
初代と代替するにあたって、VictorのS-VHSでシンプルなもの、として選びました。これ、驚くほど軽い。これもシンプルと呼ぶべきか。
出力が1系統しかないことに買ってから気づきました。早送り巻き戻しはV2より遅いです。リモコンに液晶がありません。オンスクリーンでないとメニュー操作ができません。録画予約も電源が入っていないとできません。至ってシンプルですな(苦笑)。
恥ずかしながら、最近になって初めてS-VHS ET機能を使ってみました。保存には向かないようですが、実用的な機能なんですね。やはり機械は以下同文。

D-VHSの導入に伴い、Mac.のキャプチャー専用機となりました。


スピーカー
DENON
SC-R11
これも店頭特価品から適当に選んだだけ。しかし今もしっかり鳴ってると思います。いつかはBOSE...が実現したので引退しました。Mac. のMIDI環境に流用しようと思ったのですが、ウーファーのエッジが崩落(!)していたのであきらめました。長のお勤め(約20年!)ご苦労さんでした。

グラフィックイコライザー
ADC
SS-100SL
左右10バンド、計20のLEDの輝きとバーグラフのレベルメーターに、マニアの世界を垣間見た気になって(意味不明)導入した一品。しかしBGMには不要な機能でもあり、常用はしないことになりました。AVアンプ導入に伴うスペース不足のため、引退しました。

サラウンドシステム


サブウーファー

YAMAHA
AV-S70
プレステ2でDVDを見始めると、音にも凝りたくなりました。DVDには5.1chなる音声データが入っているのです。それまでホームシアターなんぞプロジェクターで大写しするだけだと思っていましたが、量販店のデモで重低音が再生されていたのも確かです。偶然にもこの製品の広告を見かけ、我が家では必要十分と判断しました。ちなみにこのモデル、プレステ2発売後急激に売上を伸ばしたとか。
フロントスピーカー一体式アンプとアンプ内蔵サブウーファー、リアスピーカーの組合せで、正直ここまで効果があるとは思いませんでした。dts非対応ですが、ドルビーデジタルの迫力は凄い!。まさに映画館並みの迫力です。デジタル入力2系統はちょっと不足気味ですが、このレベルに要求するのは酷というものか(後継機は3系統になってますがやむなし)。
dtsの誘惑に勝てず、サブウーファー共々プラモの師さいとう家で余生を送ることになりました。
YAMAHA
NX-SW70
ドルビーデジタルで家が揺れます。

プリメインアンプ
DENON
PMA-390IV
システムの要というか、元締めというか、中心的存在であろうアンプについて、実は私はあまりこだわりを持っていません。アンプによる再現性や音質、出力等、云々するほどの環境ではないということもありますが、そもそもは私の聴き方にあると思います。ゆったり座ってブランデーグラスを傾けつつ、という聴き方は決してしません。BGMなんですね。極論すれば「聞こえればいい」ですが、それでは味も素っ気もないないので、私にとって「いい音」というのは「気持ちよく聞こえる音」になります。これでは意味が分からないと思いますが、例えば喫茶店でふとしたはずみにある曲が急に耳に飛び込んできたことはありませんか。どのパートの音も妙にくっきり聞こえるように。
で、15年使用した初代山水製は単に店頭特価品だったわけですが、これが不調になり更新するにあたって、まず考えたのはAVアンプでした。しかし、映像系のセレクター機能も兼ねるので、その為だけに電源を入れるのには抵抗があり、また現有サラウンドシステムも無駄になるので、積極的には考えませんでした。
価格と出力はそこそこ、音質は比較しなければそれなりに満足できる、ということで、選択にあたっての必要条件は入力ソース数が足りること、録再入出力が2系統あることでした。これでミニコンポ風のコンパクトタイプは全て却下。結局二代目はオーソドックスなこのモデルに落ち着きました。
音はとてもクリアですが硬い。スピーカーが別物になったかのような錯覚を覚えたくらいです。初代に比べてとても軽いし。初代がチューブアンプだったわけではありません(笑)。
余談ですが10数年前と違って、今はゴールドフェイスが主流ですね。ラック内は黒と金の混在です。

AVアンプの導入で、AVとオーディオの統合に伴い引退しました。

CATV
Pioneer
BA-V215
これはあてがわれた物ですが、映像出力がコンポジットだけでは時代遅れ。
地上波デジタル対応に伴い、パススルーに切り替えたため返却。
オーディオHDDレコーダー PowerMacintosh
6100/G3
アナログレコードやカセットテープのCD化に利用。MP3変換までこなします。モニタ代わりはCRT テレビ。
iBookにUSB経由で取り込むのが現実的なので引退。

DVD/HDDレコーダー
(兼 地上デジタルチューナー)
HITACHI
DV-DH250T
VCR HR-V2は余命幾ばくもなさそうなので、後継機の選定が密かに進んでいました。Pioneer優先のつもりでいましたが、対抗機種は意外にもHITACH。地上デジタルチューナー搭載、iLink搭載、この機能をPioneerが満たさないうちに、この機種が型落ちして、地上デジタルチューナー単体と大差ない処分価格になったので、底値を見極めて導入しました。
地上デジタル対応を急ぐつもりはなかったのですが、CATVがパススルー対応していたので、興味はありました。実際に視聴してみると、コンテンツは地上波と大差ないものの、画面のワイド化、画質のハイビジョン化がかなり進んでいることが判明。これならプラズマ大画面での視聴にも十分耐えます。
本来のレコーダー機能はというと、四天王メーカーに漏れているだけあってそれなりの操作感は否めませんが、基本機能は違いがないのでよしとします。しかし、ファンが回り続けたり、起動に異様に時間がかかることがある等、癖があるのも確かです。
こだわったiLinkは、残念ながらHITACHIがサポートしないと公言しているとおり、HM-DH20000へのムーヴはできません。
持病の起動しない病が慢性化したため、我慢の限界を超え1年で更新の憂き目を見ることになりました。

S-VHSビデオデッキ
Victor
HR-V2
初代のHITACHI製は付加機能に目が眩んで選んだのですが、そんな機能はすぐ使わなくなりました。ビデオの基本性能レベルアップを図るためにS-VHS導入を決め、定評のあるVictor製から選んだのがこれです。入出力とも2系統あるので、その使い勝手が今や私の標準となっています。しかし、けちってS-VHS録画など滅多にしなかったのは今にして思えば愚の骨頂。悲しい画質のスタンダード3倍録画資産を増やしてしまいました。やはり機械はその性能をフルに使い切ってやることに意味があります。
D-VHS導入の際に修理を施しましたが、15年働いて退役しました。

DVD/CD/MP3プレーヤー
Pioneer
DV-S747A
プラズマテレビにDVL-919でDVD再生して満足していたのですが、BSデジタルの画像を見たら、DVDの画質に疑問を持ってしまいました。比較しなければわからないと自分に言い聞かせ自粛していましたが、大画面の性能を最大限生かしたいという気持ちは日毎に増すばかり。プログレッシブDVDプレーヤーの中でも自作DVDの許容範囲が広いPionner製しか眼中にありませんでした。折しも上級機はDV-S757Aに移行しましたが、これはDV-S747Aのコストダウンタイプらしく、757発売後も値崩れしない747を、ついに投げ売りで発見。後先考えずに発注してしまいました。
さすがプログレッシブ、DVD画像が一段と鮮明になりました。CD再生もメインはこれ、MP3も再生できてお気に入りです。ただ、リモコンを操作するとDVL-919も反応してしまいます。
長きにわたって活躍しましたが、BDプレーヤーにその座を譲りました。
AVセレクター SONY
SB-V6
コンポジット映像入力を制御してCRTへ接続していましたが、入力ソースがなくなり、長きに渡ったその役割を終えました。
ヘッドフォンアンプ
audio-technica AT-HA20

カセットデッキ
Lo-D
D-707HX
今でこそ自分でCDでもDVDでも作れる時代ですが、昔はテープしかなかったのですよ、さすがにオープンリールは高級機になってた時代ですが。3ヘッドでモニター可能、ドルビーC搭載、フェザータッチボタンと羨望の性能を備えたこれを手に入れたときはそれは嬉しかったものです。リモコンはまだワイヤードです(笑)。これで録りためたテープ資産がかなりあるのですが、処分する気にもなれず、劣化の回避と再生の手軽さのため、ライフワーク的に少しずつCD化することでしょう。一度テープが回らなくなりましたが、愛着があったので修理にだして蘇りました。
余談ですが、CD作成環境があったので、MDには手を出していません。2トラサンパチで遊んでみたい気はあります(笑)。
秘蔵の音源をデジタル化したのを機に退役しました。

BD/DVD/CD/プレーヤー
marantz
UD7006
DMR-BR500は録画中はBD再生が不可能。そもそも再生は再生機でというのが持論なので、再生専用機の導入は懸案でしたが、レコーダー全盛でメーカーが開発に注力しなくなったのか、なかなか選択肢がありませんでした。ようやく現れた全フォーマット対応機を格安で入手することができました。しかし、HDMI接続基本なので、HDMI非対応の現環境下では少々厳しいものがあります。YouTube再生機能には目から鱗でした。
グレードアップの為、下取り満額で退役しました。

AVアンプ
Pioneer
VSA-D2011
CinemaStation S70は性能的には十分だったのですが、唯一dts非対応であることが不満でした。dtsソフトの数はまだ少ないのですが、せっかくのソースを再生できないのは悔しい。しかし、システムを入れ替えるにはスピーカー一式まで必要になります。それでも我慢できなくなり、なるべくリーズナブルにとカタログ研究を重ね、スペースを優先してVSA-C100のセール品を導入しました。しかし、その直後、このD2011が型落ちして半値以下で投げ売りされました。一期一会を免罪符に(笑)、VSA-C100とPMA-390IVを買取に出して導入しました。以前アンプにはこだわりがないと書きましたが、音はいい方がいいのは当たり前。いつかはAVとオーディオのアンプを統合するつもりでしたが、オーディオのためにはできるだけ高スペックのものを、と考えていたので、好都合であったのも事実です。
初めて鳴らした時、こうも音が違うものかと驚きました。オーディオでは深みがあり、AV では今まで聞こえなかった音が聞こえるようになりました。今更ながらのAC-3 RF、これからのMPEG2 AACにも対応、手持ちソースのポテンシャルをフルに発揮できるようになったのはうれしい限り。
7.1ch環境となりましたが、付属のマイクで全スピーカーの音質、音圧を自動調整できるMCACC機能は便利ですが、なぜかサブウーファーのレベルは低めに設定されるので、マニュアル調整しました。
図らずもPioneer製品が増えてしまいましたが、リモコンに互換性があるのは何かと便利です。
PCMマルチチャンネルに対応できず、長きに渡ったセンターの座を次世代に譲りました。

D-VHSビデオデッキ
Victor
HM-DH20000
プラズマでソース以上の画質を再現できないことは十分わかっていました。BSデジタルのプログラムがつまらないことも承知していました。ビデオよりもっぱらDVDを見ているのも事実です。でも、プラズマでビデオを使わないことに、割り切ったつもりでも釈然としていなかったのは確かです。S-VHSからプラズマに入力できるようにもしましたが、やはり納得できない。で、プラズマ側の入力数にも限界があるので、使用していないiLINK(Mac.使いとしてはFireWireと呼びたいところ)を利用すべく、白刃の矢を立てたのがD-VHS。いつまで存続するかわからない規格ですが、S-VHSの付属機能と割り切ればそれなりに楽しめるかと。そんなものに大枚投資はできませんが、待てば捨て値にも遭遇できるもの。
Panasonicと違って、S-VHS/VHSはiLINK出力できませんが、D-VHS録画は入力ソースを問わずiLinkで出力できるので、プラズマでの利用には十分かと。
長きに亘ったその役目を終え退役しました。

DVD/HDDレコーダー
Pioneer
DVR-77H
DVD作成はMac.で十分と思っていましたが、世の中がハイブリッドレコーダーと騒ぎ出すと気になるのが人情(苦笑)。使用状況からHDDレコーダーも検討しましたが、価格差があまりないのでどうせならDVD付きがいいかと。導入を急いではいなかったのですが、型落ちして工場再生品が格安で見つかったので導入しました。Mac.使いはRAMとは無縁です。
使ってみると、HDD録画はやはり重宝ですが、編集は面倒、一長一短です。ダビング時はナイトライダーになります(笑)。
長きに亘ったその役目を終え退役しました。

DVD/HDDレコーダー
Panasonic
DMR-XP10
先代 DV-DH250Tがどうにも調子悪いので、不本意ながら更新。「記録機能がオマケで付いてる地デジチューナー」という前提は変えずに、信頼のおけそうな最廉価機種ということでDIGAを選択。先代以上に薄い筐体はラックの現状を考えると必須条件でもありました。
これまで使ってきたパイオニア、日立と比べるとかなりインターフェイスが違うと感じます。先代から進歩したのは二層メディアとアナログ番組表が使えることぐらいで、実質メリットなし。HDMI端子も我が家では無用の長物。まぁ、安定動作してくれれば、それ以上は望みません。
長きに亘ったその役目を終え退役しました。
AVセレクター
SONY
SB-S77S
映像入力を制御してCRTテレビに出力しています。S信号はその役割を終え、コンポジット信号を扱うことに。制御機器の削減により退役しました。

CRTテレビ
TOSHIBA
29ZB22
12年働いた初代の末期と比べて、その鮮明さに驚いたものですが、発色が派手目。コンパクトにまとまっているのが気に入ってます。

地デジ化を待たず、9年間の稼働で天寿を全うしました。


プラズマテレビ
Pioneer
PDP-503HD
長年の夢がかなった大画面。高価な買い物でしたが全く後悔していません。発色は地味。地デジ非対応でもがんばりましたが、11年目に退役しました。


センタースピーカー


サブウーファー

DENON
SYSTEM-11R
YAMAHA AV-S70から更新して、これがいい音なのだと信じようとしましたが、納得できないままいたずらに時が過ぎました。2.1ch再生に成功して、音の不満が一気に噴出し引退願いました。
デジタルCSチューナー
SONY
DST-SD5
プラズマディスプレイに映すソースとしてD端子付を中古で探して手に入れたのですが、D1の画質では限界がありました。
SD放送終了に伴い引退。

フロントスピーカー
BOSE
201AVM
アンプの項で書いた「気持ちいい音」を、これまでに聞く機会があった時、十中八九その音が鳴っていたのはBOSEでした。それ以来、いつかはBOSEと思っていましたが、ようやく中古美品で手に入れることができました。
SC-R11より軽いのは意外でしたが、期待通りの澄んだ音で、小さい音も大きい音に埋もれず、音の輪郭もはっきりしている感じです。
いつかはサラウンドもBOSE...、と思ったのも今は昔です(笑)。
長きに渡り稼働してくれましたが、音質の好みが変わったこともあり退役願いました。

サラウンドスピーカー
DENON
SYSTEM-11R
サラウンドシステムの更新にあたり、それまでの音に満足していたので、次の候補もYAMAHAでした。部屋が狭いのでコンパクトなものから型落ちしたセットを候補に。しかし、ネットで探したらすでに処分品は売り切れ状態でした。現行品に候補を変更することも考えつつ立ち寄った量販店に、処分品としては若干高めながら在庫があったので確保しようとしたところ、店員に勧められたのがこれです。全く考慮に入れておらず、小振りな姿に音も期待していなかったのですが、試聴してみると勧めるだけのことはある。価格も候補より安くなるので導入決定。
見かけによらず、高音の伸びと低音の歯切れ良さはなかなかのもの。7.1ch化に伴い、フロントはサラウンドバックに転用されました。さらにサブウーファーとセンタースピーカーも代替わりしました。
長きに亘り稼働しましたが、音質の限界には抗えず退役しました。
USEN440
T4 有線が頼むから無線にしてくれというので代替わりした四代目はSound Planet。
かつての憧れも、今となっては価値を見出せず解約。

AVアンプ
marantz
SR7005
気がつけば12年間働いたAVセンターは、最新の音声フォーマットも互換性のおかげで再生可能でしたが、PCMマルチチャンネルには非対応でした。ところが、サラウンド音声はPCMマルチのみという非情なBDソフトが増えてきて、ついに限界を悟りました。更新にあたっては、コスパとの兼ね合いで、かつて欲しかったSR7005の中古扱い買取新品を選択。設計は古くとも基本性能は十分と判断しました。難点はこれまたファイル再生がALAC非対応なこと。サラウンドチャンネルが、これほど仕事をしているとは知りませんでした(笑)。HDMIコントロールは諸刃の剣で、利便よりお節介が上回るので切で運用しています。
5年使用して、動作は正常だがそろそろ不便な点を補完してもいいと思い始めた頃、FSXの良品中古に遭遇して退役。

ワイドFMチューナー
ONKYO
T-405X
USENを契約して四半世紀(笑)、導入当初は理想のソースだったが、時は経て今や優位性はかなり薄れた。近年は半ば惰性で契約を継続してきたのは事実で、利用頻度は大幅に減少。契約更新時の対応に誠意が感じられず、この際と解約に至る。
一方で、ソースとしてラジオを選択する機会が増加。SR7005はチューナーを内蔵しているが、FMが補完放送に対応していない。今となってはradikoで聴くのが常套とは思うが、操作性はリモコンで完結しないのが難。ところがチューナーは今や絶滅危惧種であった。
エアチェック<死後?(笑)するわけではないので、雑音が気にならない程度に受信できればいいから、安く入手することを優先して探し、中古の本機を確保。テレビがアナログ放送時代の遺物である。
対応AVアンプに更新したので退役。

BD/DVD/CD/プレーヤー
AIRBOW
UD7006Special
後継機種のUD7007がいきなり激安になったので、そのうち買い替えようと思っていたら、売り切れ、それきりディスコンになってしまいました。流通在庫も見つからず、良品適価の中古を探して遭遇したのはこれ。現有機の逸品館バージョンで中古扱いとはいえ店頭展示品だから使用状況も明らかだし保証も付く、さらに現有機も満額で下取りしてくれたので、めでたく導入しました。残念なのはファイル再生がALAC非対応なことぐらい。アナログ7.1ch出力付きですが、利用機会がありません。DACの性能は聴感ではアンプよりこちらが上。ディスク認識がやや弱いのはマランツの使用ドライブ固有の癖と納得。
アナログマルチ出力を使わないことにしたら固執する理由もないので退役。

プラズマテレビ
Panasonic
TH-P60VT5
画質が好きで使い続けたプラズマですが、地デジやHDMIといった新規格には対応しきれず、レシーバーに至っては故障してオークションで入手した中古に代換えもしましたが、発光異常や描画速度に追随しきれないこともあり、更新決定。あくまでプラズマにこだわり、選択肢は限られ、ディスコン寸前の大幅値崩れ特価品を導入。10年の歳月はSケーブルとの決別であり、D端子ケーブルも不使用となりました。
10年を経過しても、プラズマの映像に不満はなかったのですが、突然動作表示LEDが消灯し、リモコン操作を受け付けなくなりました。本体横のスイッチで最低限の操作はできますが、HDD録画は操作できず、やむなく退役願いました。

BD/DVD/HDDレコーダー
Panasonic
DMR-BR500
S-VHSの退役を契機にBDを検討。BDへの録画保存にはさほど関心がなかったので、再生専用機も検討しましたが、適当な機種がなく、フルHDにも音声の新規格にも対応していない環境なので、最もリーズナブルなローエンド BDレコーダーを選択。北京オリンピック以後反騰した価格が再び下落して安値更新したのを機に導入決定。しかしながら、BD-Vの再生描画にはその鮮明さに驚きました。また、ハイビジョン画質の圧縮録画もかなり実用的。XP10と同系ですが、機能的にはかなり進化しています。
15年稼働の現役でしたが、4K対応を機に退役願いました。



Cinema Plaque

映画館の客席入り口等で見かけるDOLBYのプレートですね。何の役にも立たないですが、手に入るとわかったら欲しくなってしまいました。価格は$20で送料が$11でした。金属製だと風格があるのですが、プラスチック製なのでやたらと軽い。
システム更新に伴いdtsもこちらで入手して追加。これはでかい。

ディスプレイを十二分に使う

プラズマディスプレイはBSデジタルの画像はとても美しいのですが、DVDの画像にはどうも納得できずにいました。これはディスプレイの性能かとあきらめかけていた時にここで知った調整ツールがこれ。3Dメガネのようなフィルターを使って色調整をします。これがもう効果絶大!。今までの悩みは何だったのかとまさに目から鱗状態。プロジェクターユーザーのみならず、プラズマユーザーにもお勧めです。送料等も考慮し秋葉原で調達しました。
ただし、これはアナログ・ソース専用の調整ツールなので、現環境下では役に立ちません。

音にも少しこだわりたい

AVというものは、こだわりだすと蟻地獄ないし泥沼が待っています。金をかけようと思えば、際限なくかけられるし、金をかければ何でも出来る反面、かけただけの効果が保証されているわけでもありません。
そんな度胸も財力もない私ですが、ちょっと音に不満が出てきました、それもCDを聞く時、つまりオーディオ的に。そんな思いでネット検索して逸品館を知り、いろいろ勉強させていただきました。

で、考えた末に到達したのはケーブルチューン。今までケーブルを軽視して来たのは事実で、その根底には費用対効果への疑問があったからです。しかし、再生機器に大金をかける前に出来る範囲でやってみてもよいのではないかと、現有機を生かせるし。まぁ一本ン十万の電源ケーブルなんて買えませんが。

逸品館のブランドAIRBOWの、電源タップABPT4.20Sを選びました。ちなみにこれまでは、ディスカウントショップで売っていた電源タップを使っていました。

せっかくなので、プレーヤーとヘッドフォンアンプの接続もモンスターケーブルBIL100を使ってみます。

なるべく思い入れを排除すべく、適当にCDやDVDを視聴してから設置。完了後、まだ半信半疑で電源投入...。お?、お?、お?、おおお?

スピーカーから鳴る音からして違う!。いままでより音の輪郭がはっきりしている!。音が澄んでいる!。

ちょっと期待しつつ、DVDも再生してみる...。お?、お?、お?、おおお?

今まで無理矢理きれいと思っていた映像が、ほんとに鮮明なっている!、映像系のケーブルは交換していないにもかかわらず。これは嬉しい誤算。

というわけで、電源タップ交換の効果は絶大でしたが、なにぶん主観を含むので、納得できる方はお試しあれ。しかし、こうなると、他のケーブルも試してみたくなる<既に泥沼。

スピーカーケーブル

逸品館で期間限定の割引セールがあり、利用しないのももったいない気が(笑)。当面、現有機器のケーブルチューンを基本とする方針なので、スピーカーケーブルを交換してみました。電源ケーブルやらRCAケーブルやらデジタルケーブルやら、ほかにも交換したいのはいっぱいありますが、全部換えるとかなりの金額になってしまうし、同時に換えるとそれぞれの効果もわからなくなりそうなので、ここはぐっと我慢。
オーディオ的に音質を向上させたかったので、フロントL,Rの2chのみ交換します、安上がりだし。選んだのはAIRBOWブランドでコストパフォーマンスが高いと推奨されている6N14G。色を3色から選べるので、接続作業が楽です。

ケーブル上の△印は、信号の方向を指定するもの、タイヤみたい。交換してみると、今までの音は風邪で鼻が詰まっていたような音に思えます。聴こえなかった音が聞こえるというのではなく、聴こえている音の幅と厚みが増すというか、鮮明になるというか。「音の情報量が増える」という表現を使うらしいのですが、まさにその意味がわかる気がします。音楽のみならず、その効果はDVDを見るときも顕著で、主に台詞を再生しているセンターchは何も変えていないのに、台詞まで鮮明になったのは臨場感が向上した証拠ではないかと。その結果、音量を抑えめにしてもそれなりに楽しめる音にもなりました。
なお、割引セールは1ヶ月延長された模様...。

電源ケーブル

逸品館のセール期間が一ヶ月延長になったので、利用しないともったいないかと(笑)、ユニバーサルプレーヤーとAVアンプの電源ケーブルを交換してみました。AIRBOWブランドのCPST-Lを選択。でも、2本買うなら、普段のまとめ買い価格がこのセール価格だったことを後で思い出しました...。

左がAVアンプの純正品、右のAIRBOW製品は比べるとこんなに華奢です。唯物主義者としては、ヘビのように太い方が安心するのですが。届くまでは一本ずつ交換して違いを聴き比べようと思っていたのですが、いざ現物が届くと、我慢できず、両方とも同時に交換(笑)。

驚くほどの効果です!、高音の伸びが桁違いです!、こんな音が出るのか!、ってぐらい。高音というものは、小径でも容易に出せる、足りなきゃトーン・コントロールで補える、程度しか考えていなかったのが正直なところ。むしろ、重低音の再現ばかりが気になり、結果的にできる過剰な低音とそれに対抗する不自然な高音のドンシャリが快感だと思っていましたが、これは根底から覆されました。高音が伸びるというのは、例えばミニコンポの小径スピーカーのような、低音が足りなくて高音が強調された、シャリシャリのキンキンということではありません。音楽を構成している高音が、その役割を確実に果たしているとでもいうか、本来の音が耳に障ることなく美しく聴こえます。そう、今まで知らなかった「艶やかな高音」なのです。この高音域を知らずにいたのが幸せだったのか、知ったのが幸せなのかは微妙ですが、後戻りはできそうもありません。今までバラ肉ばかり食べていて、モツは捨てていたホルモン状態ですね(笑)。よくなったのは高音のみならず、全体的に音像も締まった印象ですが、なにしろこの高音を知った感動がずば抜けています。CDを聴く音をよくするためにした交換ですが、DVDの音もより鮮明になりました。音の立ち上がりが鋭くなったのかも知れません。

ただし、AVアンプ用は目測を誤り、ケーブル長が若干足りず、電源タップが浮いているというオチがつきます(苦笑)。この短いのをプラズマディスプレイに流用することにして追加購入。結果的に、ディスプレイの描画は、輪郭が鮮明になりました。

アナログケーブル

どうせ送料がかかるならと、電源ケーブルの追加ついでにアナログケーブルも交換することに。

当初AIRBOWブランドのつもりでしたが、評価が高く若干安いSpace&TimeのPRISM300a8Nを選択。ケーブルはかなりごつい太さ。
で、その安かった分をユニバーサルプレーヤーのオーディオ・ボードに充当。AIRBOWの人工大理石ボード8mm厚。

結果はというと、原音に近いというか、生々しい音になりました。ベードラなんて、目の前で叩いているような、躍動感のある音です。手をかけただけ改善される音の快感、これはもう麻薬ですな(笑)。

デジタルケーブル

勢いで、AVアンプにもオーディオ・ボードを導入しようと思ったら、半値以下の処分品デジタルケーブルを発見。NEOTECHのND021075RCA、モノは良さそうだったので同時発注。

それまで、同じCDでもアナログ出力に比べて寸詰まりの感があった音が、ほぼ同等になりました。当然、DVDの音も鮮明に。ヴォーカルはアナログ、楽器の音はデジタルの方が向いている気がします。D/A変換をアンプとプレーヤーのどちらで使うか、まだ研究の余地がありそうです。
これまで使っていたaudio-technicaのケーブル(といっても、デジタル専用ではないのですが)は、サブウーファーに転用しました。

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