KawasakiはGPZ1000RXを発表。さらにフラッグシップはZX-10へと移行しました。フラッグシップ願望はまだ続いており、相棒も年相応にくたびれてきたので、ZX-10 B2に乗り替えました。B1なら10万安かったんですが。CBR1000Fも考えましたが、なかなか実車が無かったのと、タンデム寄りの設計思想でボツ。因みに今のところこれが最後の新車です。
もちろん気に入って買ったのですが、それでも購入1か月後にZZ-R 1100 C1が発表されたのはショックでしたねー(笑)。購入した店もそれを察してか「100馬力規制になるからZX-10も価値が上がる」と言ってくれましたが、お買い得リッターバイクになってしまったのが現実のようです(号泣)。
下取りに出したGPz750R G2が、雑誌の広告に写真入りで「程度極上」と載っていたのを見て、ちょっと嬉しく思ったのを覚えています。
レプリカ全盛の時代にあって、この相棒は地味めな存在でしたが、今思い起こしてもこれはとてもよくできたバイクでした。見た目はグラマラスにもかかわらず、走り出すと軽快そのもの。妙なクセもなく、パワーも十分。当時はまだエンジンハンガー亀裂なんて持病も発覚していなかったし(冷や汗)。
なのになのに、シカしかし、この時期は直前と対照的に私自身が気力が充実せず、一方で相棒のグラマラスな車体に気持ちで負けて、走り出せば身軽なのはわかっていても、何となく乗るのが億劫になってしまいました。一時はバイクを降りようかとも思い始め、結局このかわいそうな相棒はろくに走行距離も伸ばさず手放されたのです(涙)。
ここまでバイクの色は頑なに赤。バイク乗りは目立たなければいけない(自衛の意味で)というポリシーを貫いてきました。こういうのは方針転換すると泣きを見ます(身をもって経験)。

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