1/144 HGUC RX-78GP01Fb GUNDAM GP01Fb
現在取組中のキットはいずれも設計が古いので、仕上げにはかなり手間がかかります。ましてや自分にさほどの技術もないのに、情報が豊富なものだからつい頭でっかちになって、やたらと細かいことをやりたっくなってしまいます。それはそれで楽しいのですが、作業は遅々として進まず、いつまでたっても形にならないので、集中が持続できません。なにより限られた時間しか作業に割けないので、先を急いで作業が雑にさえなりかねません。出来上がりをイメージして組んでいる以上、やはり早く完成した形を見たい気持ちは抑えようもなく、またストック品は当然ながらいずれも組んで見たいものばかりですから、超スローペースの作業は精神衛生上非常によろしくありません。
現行のキット、それもハイグレードUCやマスターグレードともなると、成型色だけの素組みでもそれなりに仕上がる設計なので、自分の技量に合わせた仕上げを楽しめそうです。マスターグレードなら継ぎ目加工も不要と聞きます。おりしも電子工学かつプラモの師匠さいとうさんから借りた「0083スターダストメモリー」にハマったところに、HGUCのGP01FbとMGのGP01をバーゲン価格で手に入れることが出来ました。とりあえず自分なりに納得できる手法で組み上げて見るべく、GP01Fbに着手することにしました。
高望みをせず、マイペースで納得できる手抜き手法で楽しめればよしとします、基本は成型色で、最低限の塗装を施し、仕上げにつや消しのクリアコートとウェザリング、という計画です。HGUCなのでスナップフィットですが、継ぎ目は消したいのでセメントをつけて紙ヤスリで継ぎ目を消すことにしました。ランナーで実験したところ、ヤスリのあとはクリアコートを塗れば消えそうです。多少ムラが残ったらウェザリングとみなすことにします。それでも両手両足の各部品にヤスリがけをしていると、単調な繰り返しにくじけそうになってしまいます。
1/144なので、各パーツは当然それなりに小さく、塗装を要するパーツによってはランナーについたままの方が塗装しやすそうなものもあるので、その辺を見定めて組んでいきました。自己流の塗装パターンを考えるのもまた楽しいのですが、決まらないと先に進めないので、今回はオリジナルに準じることにして、ガンダムカラーを仕入れました。これ、水性だと思ったらラッカー系なんですね。小皿にとりわけアクリル系シンナーを混ぜるまで気づきませんでした。
パテ盛りのような加工を始めると、どんどん完成が遅れて、また集中が切れる恐れがあるので、今回はそれも見送ります。唯一、角とアンテナはオリジナルの安全処置のままではバランスが悪いので修正することにしました。加工中に角が折れるという事件もありましが、どうにか修復できました。
素組み第一段階を終え塗装中
仮組みしてみました。でもまだ塗り残しもあるし、細部を詰めないと。
あとは仕上げのクリアコートとウェザリング。失敗する前に記念撮影です(笑)。
つや消しクリアーで仕上げてみましたが、写真では違いがよくわかりませんね(笑)。