1/20 Ferrari F189 PORTUGUESU G.P.
マクラーレンと来れば次はフェラーリでしょう(笑)。メルセデスやホンダとスタイルの違う物を、ということで選んだのがこれです。今回は塗り分けがない分楽なので、他の部分で修行してみようかと。
確かにスタイルは違いますが、これだけのパーツを塗装し終えないことには組むに組めません。カウルトップのエアインテーク下部に別体パーツを接着するのですが、精度が甘く隙間が空きます。これをプラパテで埋めようと思ったのが浅はかで、ヤスってると剥がれてしまいます。セメントで埋まらないかと塗りたくるとパーツを溶かすだけ。結局アルテコSSHで埋めました。王道に近道なし。しかも仕上げが甘く、継ぎ目が浮き出てしまいました(涙)。塗装の際は、混色しない限り、塗料を直接ハンドピースのカップに入れてからシンナーを加えて希釈するという不精者です。薄目にしようと思っても、ついつい濃い目になってしまいます。今回は赤の成型色の上に、Finisher'sファンデーションピンクを吹き、明るめに仕上げようとFinisher'sピュアレッドを重ねるのですが、カウル上部にピンクを吹いたらピンクがなくなり、ピンクをさらに作ったらこれが絶妙の薄目具合だったらしく、他のパーツは見事に艶のあるピンクになりました。これにピュアレッドを吹き重ねたところ、写真ではわかりませんが、カウル上部以外のパーツはクリアがけ不要とも思えるほどの見事な艶が出ました。下地作りがいかに重要かを勉強させてもらいました。
で、この後は技らしい技もなく組みました。ゼッケンは仕事人ベルガーの28。ピュアレッドはもっと落ち着いた色調なのですが、この写真はかなり明るめになってます。
仮組みしたのですが、完成したらカウルのハメ合いが甘くなってしまいました。
シートの色は調色したのですが、ちょっと明るすぎたようです。