1/20 McLaren HONDA MP4/4

BACK

マクラーレンメルセデスでの失敗にめげず、F1マシンに挑戦です。これ用のFinisher's蛍光レッドを使ってみたくてマクラーレンホンダを選びました。このマシンは熱心に中継を見ていた頃の常勝マシンで印象的だったし、キットとして興味を持ったのは、カウルが一体成型だからです(笑)。

一体成型とはいえ、サイドポンツーンには別体パーツがあり、つなぎ目をパテ埋めしました。また、サイドポンツーン上部のシュノーケルはない方が好みで、シーズン後期には実在したらしいこともあり、カウルの穴を埋めてみることにしました。しかしサフ吹き後に見ると、パテ埋め部分がなめらかでなく、三回ぐらい修正とサフ吹きをすることとなりました。

Finisher'sの蛍光レッドはMP4レッド、蛍光ピンク、ファンデーションホワイトのセットです。まず白を吹きましたが、均一に白を塗るのには結構苦労しました。次にマスキング。塗り分けパターンは単純なものの、鋭角部のマスクに手こずりました。下地にMP4レッドを吹きますが、この時ピュアシンナーと間違えてツールウォッシャーで希釈するという愚行!。艶は出ませんでしたが、今更やり直せないし、プラスチックを溶かすこともなかったので、よしとします。この上から蛍光ピンクを吹きます。ピュアシンナーのおかげで結構艶が出ました。吹き重ねるごとに明るさが出てきますが、ウィング等の他のパーツと色合いを合わせるのに気を遣います。GTのご主人のアドバイスで、半乾きの時にマスキングを剥がします。おかげで納得できる塗り分けが出来ました。満足ではないですが、今の腕では高望みはできません(笑)。

このキットは中古のため、デカールがやや黄変していました。試してみると糊も固かったので、タミヤから取り寄せました。さすがにマルボロデカール付はなかったので、適当なマルボロデカールを調達しました。貼った後、一週間乾燥させます。

クリア処理は蛍光レッドがにじまないように、また、デカールが溶けないように、5分おきに10回ほどなじみ吹きをして、それから厚吹きに挑戦しましたが、濃すぎて吹けなかったり、吹いた面が波打ったりとなかなかうまくいきません。大きなデカールは気泡が浮いてしまいました。パテ埋めしたシュノーケルの穴もひけちゃってます。

蛍光レッドの上に貼った白いデカールは色が透けてしまいました(左)。幸いにも元のデカールが余っていたので、上から二重貼りに(右)。どうせなら新しい方を上に貼りたかったけど。

まぁ、とにもかくにも完成です。初期の目標?であった、蛍光レッドはきれいに吹けたと思うのでよしとします。何もかも完璧に出来る腕はまだないのです、精進精進。

中は見えないってことで、エンジン部は手を抜いてこれしか塗ってません。

ここはハメ合いの詰めが甘かったところ。タイヤは400番のペーパーをかけて、パーティングラインを消してみました。サイティングラップが終わったぐらいの感じか?(笑)。

全体にこれぐらいのつやを出せれば、御の字だったんですけどねぇ。

MP4/13の失敗は随所に生かせたと思います、はい。