1/700 日本航空母艦搭載機前期

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平成15年9月13日試作開始 平成15年10月5日生産終了

本来は空母制作の一工程なのですが、使い回すつもりでまとめて作業したら、思いの外難儀したので(苦笑)、せっかくだから独立ページにしてみました。

プラモの師さいとうさんのおかげで限定版の透明パーツが手に入った勢いから、エッチングパーツでディティールアップすることにしました。このエッチングパーツを使い切るべく、まとめて作ろうと考えたのが軽率でした。加賀付属の通常パーツも含め、都合零式艦戦21型13機、九九艦爆10機、九七艦攻12機の計35機という量産体制に。ということは、全ての作業が×35回待っているのですね。

先達の知恵ではまずサフがけして表面処理なのですが、そんなの塗装前で十分と思ったのが悲劇の始まり。

プロペラ用にケガキ針であたりを付けた後、ピンバイスで0.3mmの穴を開け、0.2mmの真鍮線を接着。固着したら少し長めに切り取ります。
予め塗っておいたマスクゾルは、塗装前の作業で剥がれてしまいました(涙)。

格納状態を再現するために主翼を切りました。これを紛失したら泣くに泣けないので、直ちに両面テープで保管。艦戦はあまりに格納部分が微少なので、完成後折り曲げることにしました。

しかし透明パーツはそのままではバリやヒケがさっぱり判別できません。サフ吹きしたら目立つわ目立つわ(涙)。やはりエッチングパーツ接着前にサフ吹きして処理するのが正しい方法のようです。そうしなかったために二度手間になりました。しかもエッチングパーツの接着後が美しくありません。

日の丸はデカール使用。デカールによって糊の状態にばらつきがあり、剥がれやすかったので、乾燥後クリアを筆塗りしてコーティングしました。

増槽装備の艦戦、爆装した艦爆、雷装した艦攻

装備なしの艦戦、艦爆、爆装した艦攻

格納状態

0.13mmのクリアプラ板でちょっと遊んでみました。切り出しはテンプレートとケガキ針を使用。