アオシマ 1/700 BISMARCK

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平成16年5月21日起工 平成16年5月23日竣工

外国艦も、その独特の風貌と相まって面白そうだとは思っていたのですが、静岡ホビーショーの話題にすぐ感化されてしまいました(笑)。折しも赤城建造中ですが、ディティールアップに疲れてちょっと手が止まっているところ。さいとうさんとの間で「箸休め」と称している、息抜きをすることにしました。素組み、筆塗り、週末完成が三本柱。
このキット、砲身が四角いとか金型限界とかよい噂は聞きませんが、何しろ安い。箸休めにはうってつけ、とそそくさと買い込んだのですが...店頭では紐で縛ってあった箱を開けてびっくり、でかい(当たり前)、パーツを見てびっくり、ヒケとバリだらけ(まぁ当たり前)、組み始めてびっくり、合いが無茶苦茶(考えれば当たり前)。砲身は四角くはなかったけれど、全く窓がない箱状艦上構造物を接着する甲板を、数少ないモールドが横切っていたり。
パテ埋めなんかしないけど、最低限の合い調整をして、バリをカッターでカンナがけするにとどめましたが、習慣とは恐ろしいもので、舷窓だけ開口しようかとか、錨鎖だけ置き換えようかとか、要らぬ誘惑が頭をよぎったのも確か。しかしこれ、本気でディティールアップしようと思ったらセミスクラッチになります、絶対。
なんとか組み上がって、塗装の段になると、このでかい艦体はスプレーかブラシの方が楽そうだと思ったけれど、柱の筆塗りに着手。ムラなんか気にしないぞと自分に言い聞かせて、バルティック・スキーム迷彩なんか収拾つかなくなりそうなので、ライン演習時の雰囲気が出ればよしとしました。にしても、週末完成を目指すと時間が足りなそうなので、掟破り?の成型色仕上げでライトグレーを表現。ドイツ艦載機の色なんかわからないので、中島系暗緑色にしたらさすがに浮いてます。

やはり箸休めにはやはりタミヤかハセガワがよいようで。