選択過程
N-ONEに何の不満もなかったのですが、発表時から気になっていたN-VAN。助手席まで全ての座席をたたんでフルフラットになる仕様に無限の可能性を感じましたが、かつての機能てんこ盛りVHSデッキが結局基本機能しか使わなかった学習効果が働いて、何に使うか自問自答しては乗り替えを見送ってきました。他方、マニュアルミッションが面白そうとか、農道のポルシェが洒落てるとか、別の物欲も健在でしたが、サンバーのMTを試乗する機会があって、あっさり断念したりもしました。
時はコロナ禍の真っ只中で半導体不足から新車が入手難、中古車が高騰している最悪の状況下。半ば習慣化したネット検索は継続(笑)。欲しかったのは初期モデルのメーター内にラジオを内蔵したモデルで、スマホをナビに使えば十分という割り切りだったのですが、その初期モデルでナビ非搭載というタマが極端に少なく、割安感もなし。マイチェン後はラジオレスになってしまい、新車でも入手不可となる中、唐突に遭遇したのは1年落ちのナビ搭載モデル。それが初期モデルより安いなら、搭載済みのナビを否定しなくてもいいわけで。扱いが他メーカーの中古車ディーラー故か、割安感が半端ない。隣県ではあったが行けない距離ではないので実車検分に赴けば、文句の付けようもない美車で即決でした。認印だけで契約が完了する軽自動車の利便も再認識。コンビニでマイナンバーカード使って住民票を入手して販売店に渡せば、あとは納車を待つのみです。