ペダルボード

Ver.2.11

チューナーをpitchblack PORTABLEに変更。

Ver.2.1

AC/DC Stationのスペースがもったいないと感じていたが、上に載せればいいと気づく。音に関係ないチューナーなら問題なかろうと。で、配置を見直した結果、ぎりぎりG.O.D.も組み込めた。

Ver.2.0
 
そもそも、ペダルボードは必要な物を格納するのが目的なのだが、私がここから間違っていたのは、はなから承知していた。手持ちのペダルを全てすぐに使えるようにしたからである。その結果、ボードは肥大し、音痩せし、新たなペダル(笑)に対処できなくなった。また、コスト節約の為オークションで手に入れた手工品の3ループ・スイッチャーに接触不良が発生、市販品の信頼性を思い知らされた。
加えて、ループスイッチャーでAからBに切り替える際、AオフBオンという当たり前の2アクションが煩わしくなった。で、それまで無縁だと思っていたプログラマブル・スイッチャーはこれが1アクションで済むことに気づく。無縁としていた理由はペダルを組み合わせる機会が少ないのと、高価だから。オークションで安く見つけたら落とすでしょそりゃ(笑)。
しかし、これライヴ用途が前提なのであろう、操作性優先でかなりでかい。というのもあるが、かねがね現有ボードのケースは安いのを見繕ったので、大きさが中途半端であったこともあり、これまたオークションで手頃なものを見つけて落札。かくして再構築することにした。
まず、使用機会が極少のワウ・ペダルを思い切って外し、スルーボックスによる外付け方式に変更。てか、今度入手したケースはすでに施されたベルクロメスが頑強なので、必要になった際の配置変更が容易なのである。それから、マーシャル使用を前提として、常用する歪みペダルを見直し。#2の歪みボードに組んでしまったがために、せっかく入手したのに利用しにくくなったQUADRIVEを活用。PD-01に未練はあるが、QUADRIVEを使い込んで考えが変わればそれもよし。歪みの色付けとしてZEAL Fuzzを直列に。逆にこれまで直列だったFLANGERとSPREADERは独立させた。
これにG.O.D.が入れば現時点では納得するのだが、それには更に大きなケースが必要になってしまう(笑)。また構成が変わる可能性は否定出来ないので、長いシールドはそのまま使っている。

#1&#2

#2 Ver.1.0

歪みペダルだけのボード。#1のスルーボックスBはこれの為に設置しておいた。

場数を踏んできたので(笑)、多少の学習効果もあり。#2では配置決めと配線は蓋側で行い、ボードのベルクロメスの負荷を極力排除。配置は接続順にこだわらず、踏みやすさを優先したのでクルーズのペダルが斜に並ぶことに。配線をケチって操作性を犠牲にするのは本末転倒。
もっとも、ゲタかませたり、ボードサイズに余裕があれば見た目も美しく並ぶのだが、コストはできるだけかけない方針。
9V電源はデイジーチェーンでコスト節約。15Vも容量的にはデイジーが可能そうだったが、アダプタを余らせても仕方ないので全て使った。

#1 Ver.1.31

ワウが左にあると使いにくいのは覚悟していたが、それでは使わなくなりそうなので、右に戻すことにした。怪我の功名で配置の固定観念が払拭されたので、構成はそのまま配置を根本的に見直し。ワウのサイドスイッチは手で操作すると割り切る。

#1 Ver.1.3

G.O.DをPD-01に変更。現時点では使用頻度が低いワウを左に移動し配置を全面的に見直し。

#1 VER.1.21

チューナーを更新。

#1 Ver.1.2

フランジャーと3ループ・スイッチャーを導入。ワウのベルクロ補強。

#1 Ver.1.11

ディレイはトゥルー・バイパスではないのでループに組み込み、配置見直し。

#1 Ver.1.1

ディレイとモジュレーションを更新。ワウのサイドスイッチと1ループボックスの操作性は改善。

#1 Ver.1.0

製作記の結果。ワウのサイドスイッチと1ループボックスの操作性に難あり。

構想2ヶ月、作業2日の製作記とその後

最初にアンプ・シミュレーターを導入したので、マルチ・エフェクター状態だったが、まぁギタリストの自然な?欲求で単体エフェクターにも食指が伸びた。歪みはアンプで作るのが信条、エフェクターはシミュレーターに一通りそろっている、という自制心が崩れるのは難しくはなかった。それでも常用するつもりはなく、最初に増えたのは歪み系ばかりで、たまに繋いで音を出せばそれで満足だった。
がしかし、アンプで思うような歪みを作れず、ディレイに手を出したのを契機に、怒濤の勢いでエフェクターが増えた。これではたまに使うなんて言い訳も通用しなくなり、都度の接続も面倒だし、一番困ったのは収納である。これはもうボード組むしかないなと、順当に泥沼にはまっていった。
手持ちのエフェクターを全て格納しようと、型紙をとって検討するものの、今となっては数が多すぎて、ループ・セレクターを介して歪みを選択するには、どう配置してもプロ仕様の大型ボードでないと無理という結論。ライヴで使うわけでもツアーに出る(笑)わけでもないので、箱に万単位をかける気には到底なれず、廉価版で最大最安のキョーリツ EC-100 を選択。こんなの持って運べないので頑丈と評判のキャリーカート も調達。
エフェクターの固定方法は定石通りベルクロテープ使用だが、現有機材が落ち着いたからボードにするとはいえ、永遠に不変とする自信はなく(苦笑)、その対策を検討。リセール・バリューのありそうなものはキレイに剥がせると評判のコニシボンドの「ボンド 両面テープ 固定用 超強力」(品番:#04686) を使用することにした。コスト面ではこれを使ってベルクロテープを使用するより強粘着テープ付ベルクロ を使用するほうが安かったので、両面テープでゴムスポンジを介して強粘着ベルクロで固定する方法を選択。

固定場所に自由度を持たせる為に確保したベルクロをほぼ全部使ってボード全面に貼った。

強粘着のベルクロとはいえ、余計なお世話のボードのフェルトにはやや食いつきが弱い。仮置きして強度確認。ワウがややメリメリ言ったが、落ちることはなさそうだ。使用時は立てないので移動時だけの不安だが、蓋をするので散乱することはない、だろう。

ケースもさることながら、最もコスト面で負担なのはパッチ・ケーブルである。市販品では自由度がないので、これは迷わず自作に最適なGeorge L'sを選択。幸い見つけた特価品はプラグ代相当でケーブル&カバー付き。

実作業は地味で絵にならないので写真省略(笑)。ギターを接続するワウとアンプへ接続するディレイの、シールド抜き差しに対応する為チューナーアウト付きのスルーボックスを採用。市販品は高価なのでヤフオクでワンオフを調達。合わせて、歪み系に別ボードで対応するためのスルーボックスも採用した。歪み用ボード不使用時はパッチ・ケーブルでバイパスする。

チューナーは休眠状態だったTU-12が復活。電源供給にはCAJのAC/DC STATION ver.2 を選択したが、ボードの構成はご丁寧にDC9Vの他にDC12V,DC15V,AC12Vが必要で、それぞれのACアダプターと歪み用別ボードに電源を供給しなければならない。ジャック間隔の広いスリムタイプの電源タップにして、でかいACアダプターの重さでベルクロにかかるストレスを軽減する為、アダプターと底面の間にゴムスポンジをかました。

ぎっちり詰め込むつもりが、何となくスカスカに見える出来映え。これはひとえにボードの奥行きが中途半端に足りないのと、左上の広大なスペースを巨大なACアダプター群で占拠されてしまったから。スルーボックスの採用は大正解で使い勝手がいい。
重さは約12kg、手で持ってスタジオに行ったら弾くどころじゃないこと必至。キャリーカートでスタジオ往復したところ、固定は問題なし。しかしカートで引いても重いのは当たり前で、左手で引いたらやっぱり弾くどころじゃなくなると思われ。

ボード側のベルクロメスが剥がれ始め、蓋を開ける度に固定し直すのは、ボードとして機能しなくなったと判断、思い切って貼り直す。部分的に補強したつもりのところほど剥がれたので、この際全面に貼り詰める。

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