Marshall JVM410H

ENGLをEgnaterに更新して納得、したはずだった。が、スタジオのMarshallのように高音が出ない。耳に痛い必要はないのだが、中音を持ち上げてもジャキッと響かずこもり気味。ジャキジャキ音の方がアンサンブルの中ではバランスがいいというのが最近の持論なので、これはなかなかに不満。
それと、Egnaterに限ったことではないが、家で鳴らすとマスターはコンマいくつか程度。で、マスターの横にあるVINTAGE/MODERNスイッチを操作すると、すぐマスターに指が触れて音量が変わってしまう、これがまたストレス。だったらそこそこマスターを上げればいいのだ。クルーズにはアッテネーターがあるぞと(笑)。
スタジオではそこそこ高音が出ていた気もするので、それも解決するような気がして、ヤフオクでうまく見つかって落札。確かにアッテネーターを使えば小音量でもドライブ感は違う。しかし、高音についてはさほど改善されず。最近スタジオのJCM900を少し鳴らせるようになってきたのが災いして、Marshall願望は募る一方。加えて、LED-1959入手以来、手が届く範囲でのいいものへの投資は決して無駄ではない、という認識もあり。ここで新たな不満、アッテネーターに15Wヘッドってどうよ、これ100Wヘッドでも使える代物だぞ。Egnaterを選んだのもMarshallの代用だぞ、と。Fender「風」、VOX「風」の音も出るのが利点だが、多機能には見切りをつけ始めたのも最近の傾向。Marshallにクリーンチャンネルがあればペダルボードで全ては事足りるわけで。
フーチーズで6100MLなんぞ弄ってしまったから、3chは欲しい。しかし、機械は必ず壊れるので、古いアンプはSTUDIO22で懲りたから、JCM2000TSLはよほど割安感のある良品でない限り手を出したくない。現行品JVM410Hの展示処分品狙いか来年3月にバーゲンがあればフーチーズに頼んでみるか、と思いつつも、とりあえずは置けるが運用上どうなのよ、という不動産事情の現実も考慮しないと。
などという思いが交錯する中、ヤフオクで値下げ交渉ありの1年落ち美品JVM410Hを見つけ、呆れられそうな価格を冷やかし気分で、初めて値下げ交渉なるものをふっかけてみた。ところがそれで落札できてしまったのね、現実対応もままならないうちに。もうこれは突っ走るしかないわけで(笑)。
巨大なヘッドは立てて収納するしかないので、使用時は腰を痛めないかと恐れつつセットアップが必要。
鳴らしてみると、当たり前だが欲しかったドンズバの音。Ch1はクリーンでエフェクトボードの歪みはここで。Ch2は気持ちのよいクランチの作り込みが難しいが、アンサンブルでは埋もれない音を。Ch3は歪みで、気持ちよく鳴らしたい時がここ。Ch4の激歪みは快感だが、使うタイミングが難しい(笑)。目論見通り、歪みはこれ一台で全てまかなえる印象。
スタジオで鳴らすと、Ch3のグリーンとレッドがツボ、しかしワンパターンになりがち(笑)。Ch2が物足りなくなってしまいそうだが、じっくりクランチも作り込んでいきたい。Ch4は快感で速弾きの鍛練意欲をかきたてるが、すぐハウってしまう。
1Wでも自宅でフルボリュームで鳴らせる環境はなかなか難しい。だから100Wなんて無用の長物と思っていたが、実はそうでもないのだなと。フル・ヴォリュームが必然でそれにふさわしい出力を選ぶ必然がないなら、出せる音量が限られるならなおさら、出力は無視して欲しいモデルを選択するのが幸せとようやくわかった。アッテネーターを使うので、パワー管をかなり駆動させる為、夏場の発熱はすさまじい。アンプにもよくなさそうなので、卓上扇風機を使って強制空冷している。排熱は当然部屋にこもるので人体に試練が(笑)。冬場は暖房いらずか。

キャリーカートに積んで移動時にむき出しでは気が引けたので、カバーを探したところ、ヤフオクでリーズナブルなオーダーカバーを発見。ウィンド・ブレーカーの生地製で、オーダー品だからサイズはぴったり。もちろん自宅収納にも重宝。

1936V

念願のキャビ導入。部屋の模様替えをして、スペースを確保できたので、急遽探したら運よく遭遇した美品。占有面積は同じなので最後まで4発と迷ったが、ラックに組み込んで下のスペースを有効利用したかったので2発の1936に決定。どちらにしてもフルに鳴らせないのは同じである(笑)。商品説明は素の1936だったが、届いたのが1936Vだったのはラッキー。
GB-VI経由の音に特筆すべきことはないが、いつでもヘッドを鳴らせる環境になったのは無上の喜びである(笑)。

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