徒然草子−Mac

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2014.11.1 Mac miniをアップデート
Mac mini導入時に、前環境よりコスパが高かったので、デジモノのセオリーである短いサイクルの更新が吉と思ったのだが、付加価値の乏しさに1回見送ったらMac.のモデルチェンジが遅くなった。が、3年経過して500GBのHDDは400GB超を使用するに至り、そのせいでもなかろうが起動も遅くなった。このタイミングでOSのメジャー・アップデートもあり、更新に踏み切った。5K iMac狙いだったが、まだ高価であり、現有ラックに物理的に置けないこともあってminiを選択。下位と中位のモデルでCTOすると価格差が僅少だったので中位モデルを1TB Fusion DriveにCTOして発注。それに先立ちLCDも19"から24"にグレードアップした。
miniの外見の違いはFire WireポートがThunderboltに変わったぐらいで、所有欲を満たさないのは相変わらず。環境構築はTime Machine任せで放っておけばいいが、10時間半かかった。400GB近くをコピーするならやむなしか。それでも全く同環境にはならず、微修正が必要。miniにはHDMIポートがあるので、旧環境を60"モニターで起動して必要なファイルをUSBメモリに取り込む裏技も駆使(笑)。有線キーボードとマウスを温存していた甲斐があった。

2014.10.12 iPod 5Gをドーピング
9月末に虫垂切除なんぞをすることになり、上げ膳据え膳食っちゃ寝音楽聴くだけの入院ライフを満喫したのだが(笑)、持ち込んだALAC用iPod5G 30GBの容量では運用として最新ファイルしか格納していなかった。車載用にヘッドフォン出力不良のiPod Classic 160GBを使っているが、iPhone6の発表と時を同じくしてディスコンになり、現状最大容量のiPodなのでいずれ正常動作品を確保しようと思っていたのも後の祭り。さすがAppleで流通在庫は既に見つからず、オクではプレミアムがついている。思い入れがあるわけではないので大枚はたくのは馬鹿らしいし、そもそも肥大したALACライブラリには160GBでも足りない。そこで、同じコストをかけるなら、気に入っていて再調達したiPod 5G 30GBを大容量化してみることにした。どうせバラすなら3時間程度しかもたなくなったバッテリーを交換するいい機会でもある。
ググって情報収集した結果、バッテリーと256GB SSDとmSATA->ZIF変換アダプタを調達。せっかくなら512GBにしたいところだが、相性や発熱で問題がありそうなのと、SSDの低価格化には隔世の感ありといえどもそこまでコストはかけられないので妥協。

iPodのバッテリー交換は1Gで経験済みなので、さほど不安はないが、作業は慎重に。バッテリーに付属の治具で開腹を始めるが、プラスチック製なので開く前にボロになり、正攻法でプリペイドカードを使用。それでも結構な時間がかかる。閉腹前にiTunesに接続してみると、いきなり久しぶりのSad Mac登場。原因はSSDのフレキシブルケーブル取り付けが逆だった(笑)、そもそも固定方法もよくわからなかったし。SSDは1.8"HDDより小さいのだが、剥がしたスポンジをかませると筐体内で動くことはなさそう。

で、めでたく認識したので閉腹してしまったのが悲劇の始まり。通常のiPod運用ではやったことのないSSDのフォーマットが必要ということに考えが及ばず、認識されたので同期を始めたら途中でフリーズしてしまった。何度リセットしても復元しても改善されないので、少量のファイルだけ転送してみたら、転送はできたが左チャンネルが聞こえない。これでは使い物にならないので再度開腹してケーブルの接触を調整し、音はまともに出るようにした。
しかし、同期中のフリーズを繰り返すばかりで埒が明かない。ググってみると、ディスク・モードにしてフォーマットするのが解決法と判明。ところがディスク・モードにしてもマウントされず、リセットしてもアップルマークを表示したまま起動しない。
にっちもさっちもいかず、いよいよ壊したかと覚悟したが、再々開腹してケーブルを抜き差しして、iTunesに接続したら、幸いにも認識され、フォーマット、音声出力の確認をして閉腹。祈る気持ちで同期を開始するとめでたく完了。

しかし、これでも容量不足は時間の問題な気がする(笑)。

2014.6.14 AirMac Extreme Base Station
我が家のWiFi環境は、パスワードで保護した上にアクセス可能デバイスを登録してアクセス制限をかけていたのだが、その制限のデフォルト設定をアクセス不可にしていなかったので、制限が機能していなかったことが判明(笑)。設定し直したら複合機を登録していなかったことも判明(笑)。
その根幹の初代Time Capusuleが、ルーターとしては機能しているのだが、Time Machineのデバイスとしては甚だ挙動不審になった。十分と思っていた500GBの容量が心許なくなり、USB外付けHDDを追加したのだが、しばしばこれを認識しなくなり、バックアップがコケる。Time Capusuleを再起動すると復旧するのだが、AirMacユーティリティで認識するもアクセスできなくなり、ソフト再起動が不能、電源ケーブルを抜き差しするというハードリセットを要することがしばしば。挙句の果てバックアップを認識しなくなり、数日かけて1から取り直す羽目に。ネット接続はできるので、交換が億劫だったが、さすがに鬱陶しくなったのと消費増税を控え、重い腰を上げた。最新の無線規格に絶賛する評判も対応するデバイスもないし、今はTime Machineが外付けHDDをサポートしているので、格安だった型落ちのAirMac Extreme整備済み品を選択。電源は別体化していたがその分コンパクトになっている。
確保後も移行作業が面倒で(笑)、1ヶ月以上ねかせていたが、ユーティリティに設定書き出し機能を発見、これを読ませればデバイス再登録は不要だろうと、ようやく移行に着手した。設置してMac.を起動したところ、すぐにExtremeを認識して設定方法の選択画面が現れた。その中にこれまでのTime Capusuleから引き継ぐ選択肢があるではないか。外したTime Capusuleを有線LANでExtremeに接続すると、勝手にデータ移行して作業完了。こんなある意味当然の利便をさりげなく実現しているのは、さすがAppleである。