STAGE PIANO YAMAHA CP50

身に余るスペックのtaktile-49を入手したが、やはりピアノ・タッチ願望は尽きず。LogicのSTEINWAYの音源で叩いては喜んでいると、49鍵も微妙に狭い。弾けもしないのに物欲だけは高まる一方だった。置き場所がないと自分に言い聞かせていた88鍵だが、酔った勢いで(笑)エレクターに若干のパーツ交換をしてみたところ、機種は選ぶがスペースを空けることができた。となれば、導入検討せざるを得まい(爆)。
ピアノ・タッチのMIDIコントローラーは最初から眼中になく、ステージ・ピアノが選択肢なのは、割安感が乏しいのと、単独でも発音できるメリット狙いだが、MIDIコントローラーとしても機能するし、STEINWAY音源があるので、本体の音源データは不問である。そうすると、スペック的にはほとんど差はなく、大きさのみで数モデルに絞った。勿論中古から探し始めたが(笑)、中古そのものがほとんど見つからなかった。
とにかくタッチ重視なので、こればかりは触ってみないとわからないから、とりあえず楽器屋の店頭に赴く。片っ端から触って(弾いて、ではない(笑))みると、価格が高いほどタッチがいいという当然の印象。スタッフの話によれば、木製鍵盤採用の2機種が最もピアノに近く、それが最高価である。ギターでは驚く価格ではないが(笑)、弾けないピアノとしては、やはり躊躇する。ちなみにプラスチック鍵盤ではそれぞれに特徴はあるものの、大差もないという印象だったが、この時はとにかく木製鍵盤で頭が占拠されてしまい、とりあえず店を後にした。
この時に触った中に、大きさ的に最も理想的な中古もあって、特に印象が悪いわけでもなかったのがこのYAMAHA CP50である。現行のCP40と比べるとタッチは若干劣る印象ではあったが、単独でタッチに不満があるとは思えなかった。改めてスペックを確認すると、背面のインターフェイスの配置が、置き場所には適していることが判明。加えて、ヘッドフォン端子が前面配置というのも使い勝手がよい。もちろん中古故の価格も魅力的(笑)。一日経っても考えは変わらなかったので発注。
でかいので配達時間指定ができず、夕方まで待ちぼうけを食らって届いたのは、まさに置けるギリギリの寸法だが、底部イコール最大奥行きではなかったのはうれしい誤算。前期のように個体の音質にはこだわっていないが、プリセットの音も捨てたものではない。タッチについては不問とする(笑)。

BACK
HOME