WOODY METAL WEAPONS
〜 勝手にCrews Maniac Sound えんどーす 〜

Crews LED 1959 Crews LED SUPREMES Crews Aristoteles V2
Crews LED 1959 CTM GT/Korina Crews LED 1959 CTM GR/QM Crews ST56 CTM HMN
Gibson Les Paul CSHC1959 Fender Custom Shop ST60
YAMAHA SG2000 Ibanez 8570Z Fender Japan TL71-68
USAGI-YA MODEL-195 OM2 Martin D-45 CUSTOM
Fender Precision Bass Crews JB Traditional

Greco JB450S Sunburst 1976

高校一年の時、ひと夏ロッテリアでアルバイトして稼いだ金をつぎ込んで買った。どういうこだわりでジャズベースを選んだのか忘れてしまったが、当時ジャズに傾倒していたわけでは決してないのは確か。たぶんプレシジョンよりスマートに見えたからだろう。石橋楽器御茶ノ水で購入。当時はケースなんて付属していなかったので、少ない小遣いを貯めて後日泣く泣く一番安いハードケースを買ったが、現存しているのはそれに格納したおかげだろう。ネックをドット・ポジションのワンピースに交換、二本目を手に入れてから自力でフレットレス化。

Fender Precision Bass Natural 1979

当時は国産ギターはコピーモデルとあか抜けないオリジナルモデルばかりで(今思えばかなりの偏見)、GibsonとFenderは恐ろしく高価だったが、本物志向はこの二つでしか満たされなかった。到底手が届かないと思っていたが、一大決心して小金を頭金にローンを組んで買った一本。もちろん、いずれヴィンテージとしての価値などでようはずもない、ありふれたモデル。石橋楽器渋谷で購入。純正ハードケースが付属していたが、この頃はギグバッグが出始めた頃でもある。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED-1959 Honey Burst 2012

「本当にいい楽器」というのはショップの売り文句だが、それを見事に具現化したギターである。こんなギターを自分が手に入れる日が来ようとは、思っても見なかった。
敬愛するミュージシャン御用達の楽器店には、レス・ポール・カスタムを調整してもらった縁で、今や全幅の信頼を置いている。そこで初めて遭遇したCrews Maniac Soundは、まさに衝撃だった。いい木材を使い、高性能ピックアップを搭載したギターを、スタッフは上手い歌手がいいマイクを使って歌うことに例えたが、そういう楽器は手の届かないところにあるものと思っていた。ところがこのCrewsのLED-1959は、遥か彼方にしかないと思ってたパフォーマンスを、もう少しだけ手を伸ばせば届くところで実現していた。CDから聴こえる音と同じレス・ポールの音が鳴る。ギブソンのコピーといえばその通りだが、同価格、いや倍でもギブソンにこの品質は絶対望めないと思う。生粋のメイド・イン・ジャパンにブランド・ロゴは必要ない。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : BRAZILIAN ROSEWOOD ON HONDURAS MAHOGANY
Machine Head : GOTOH SD-90
Body : FLAME MAPLE TOP/ONE PIECE HONDURAS MAHOGANY BACK
Pick Up : K&T N.O.S TOPS DOUBLE WHITE/VL/SP.
Control : 2VOLUME, 2TONE
Bridge : CREWS T-0-M STYLE
Tailpiece : CREWS ALUMINIUM
Hard wear color : NICKEL
これの音が今後の自分の基準になると、それは恐ろしいことでもある(笑)。楽器観が変わったのは間違いない。
追記:Bumble Bee
中高域の鳴りが素晴らしく、音作りの基準まで変わったのだが、リア・ピックアップを使ってボリュームを10から8に絞ると、せっかくの中高域がこもってしまうのが不満だった。この時、アンプ側で音質を調整するとバランスが崩れて中高域がとがり過ぎるので、いじらない方がまだまし。これはそういう特性なのかとフーチーズに相談したところ、コンデンサーを交換すると改善されるとのこと。いわゆるバンブルビーである。話には聞いたことはあったヴィンテージ・コンデンサーだが、効果は自己満足程度だろうと思っていた代物。しかも、コンデンサー2個の交換にかかる費用がクルーズのエフェクター並み。
一ヶ月以上考えたが、音がこもる不満はつのるばかりで、意を決して交換を依頼した。作業終了後、試奏室でじっくり検証。こもり度合いが確かに低減している。まぁこんなものかと閉店間際だったのでアンプを独占して(笑)しばらく弾いていた。すると徐々に音質が変わってきたのだ、こもりが全く気にならないレベルまで。ギターのボリュームで歪みからクリーンまで音を作れる。しかも、ボリュームフルではブーミーで使いあぐねていた、フロントがクリアになっている。だからセンターポジションの音もいろいろ作れる。いままでもっぱらリアばかり使っていたが、フロントやセンターで弾くのが楽しくてたまらなくなった。高音はボリュームを絞るとアタックばかり目立つ薄っぺらな音だったのも解消され、ボリューム全域に渡ってコンプいらずともいえる伸びがあり、音質や音程によっては埋もれていた音域も聞こえる。耳には全く痛くなく艶やか。全域に渡って音の輪郭がはっきりした印象である。

交換前のVITAMIN Qと交換後のBumble Bee 0.022μF 200V(1970年代物らしい)
GSP1101を通すと、アンプモデリングがプリセット状態で違和感なく鳴るようになった。さまざまなMarshallのモデリングがあるが、今まではどれもあれこれいじって妥協点を探っていたのとは大違い。コストを上回る効果に大満足。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED 1959 CTM GT/Korina 2014
 マウスカーソルを画像に合わせると入手時の画像
レス・ポール好きなら必ずや心惹かれる?ゴールド・トップと、K&TのCLICK/ZB欲しい熱が同時に高まり、熟考の末フーチーズのスタッフに相談したら「安くあげる手もあるけど、LEDが比較対象ではいずれ不満が出る」というありがたいお言葉を頂戴し(笑)、買い替えもしくは買い増すくらいならとオーダーを決心。密かに抱いていた野望(笑)コリーナ・バック&ネック指定以外はLEDと同じ仕様。この時点ではイメージしかなかったコリーナだが、オーダー後入手したSuper EXでイメージは間違っていないことを実感。色指定を問われ、ゴールド・トップなんて皆同じ色という認識の誤りを気づかされ(笑)、微妙に緑青がかったゴールドを指定。もちろんダーク・バックで、コリーナの木目はほとんど隠れるという(笑)。トップのメイプルは硬いものをスタッフが選定してくれた、それもトラ杢の。なんという贅沢、シースルー・チェリーレッドにリフィニッシュする後の楽しみまである<しないしない(笑)。完成が近づいた頃、スタッフからピックアップはミッドレンジがおいしい限定品のFrictionに変更も可と提案され、ありがたくお願いした。
7ヶ月の時を経て手元に届いたのは。多少きつめのハイを予想していたが、ピックアップとの相性が良かったのか、艶やかに伸びるハイは決して耳に痛くない。ミッドは今までだと多少足りないまま鳴らすか、アンプで足していた分が何もしなくても鳴る。粘っこく色っぽいこの音は一つの理想型である。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : BRAZILIAN ROSEWOOD ON KORINA
Machine Head : GOTOH SD-90
Body : FLAME MAPLE TOP/ONE PIECE KORINA BACK
Pick Up : K&T CLICK ZB(Rev.ZB)/WW(ZB)
Control : 2VOLUME, 2TONE
Bridge : CREWS T-0-M STYLE
Tailpiece : CREWS ALUMINIUM
Hard wear color : NICKEL
追記:ピックアップ換装
LED PREMIUMからCLICK ZB(Rev.ZB)/WW(ZB)とトップシルバーハットノブを移植。センターポジションでフェイズ接続に配線変更、ケロケロ鳴く仕様に(笑)。

USAGI-YA MODEL-195 OM2 Brazilian 2014

希少材であるブラジリアン・ローズウッドを初めて手にしたのはLEDだが、現在でもアコギのサイドとバックに使用されることがあると知る。指板の何倍もの材をよくぞと思っていたら、材としては違うらしい。が、それでも音質には多大な影響を与えるそのブラジリアンを、サイドとバックに、それもバックに柾目を使用したモデル。希少性からの興味だけで実際に聴いて弾いた、楽器としてのその音に驚いた。音の押し出し、その衝撃はooo-28の比ではなかった。事実上のワンオフモデル、これを見送ったら絶対後悔すると決断。
以下、フーチーズHPより抜粋。「クルーズ代表 吉岡氏とヘッドウェイ 百瀬氏。そして設計から最終セットアップまでを手掛けるK.アーチェリーの『驚異のボディチューニング』を施す沖野氏の3名の手によって製作されたモデル...トップにアディロンダックスプルース、バック&サイドにブラジリアンローズウッドを用いた...柾目のブラジリアンローズウッドバック&サイドのOM-2はより堅いトップ材を用い、タイトでアタック感のあるサウンドで倍音成分も多い...MODEL-195のモデルナンバーは、3人の年齢を足した数字」渋谷のフーチーズで購入。
Spec
TOP:Adirondack Spruce
BACK&SIDE:Brazilian Rosewood
Neck:Honduras Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:Ebony
Nut&Saddle:Bone/K.Archery's Set Up

YAMAHA SG2000 1981

ロック向きではない印象だが、生粋のメイド・イン・ジャパンとしては存在感のあるヤマハのSG。なにぶん古いモデルであり、余計なプレミアムを払う気もなかったし、どうしても傷みが目立つので、なかなか食指が動かなかったが、LPJSDCSGで傷みに耐性ができたので(笑)、興味復活。狙うならメイン・モデルであるスルーネックの2000。しかし許容価格の上限でもネックに難があるものばかりで、本来の気長に探すスタンスに立とうと思った矢先に適価のタマに遭遇。バイサウンドシステム搭載前の機種だが、どうせ使わないと割り切る。外見は相応だが、プレイアビリティについてやや細かい照会をすると、納得の回答を得られたので発注。
届いてみると、思っていたほど傷は多くない、いやむしろ今まで見てきた中では少ない方である。YAMAHA特有の白濁は見られるものの、艶も保っているのは出荷前に磨いてくれたのかも。今回はゲージと弦高を指定して調整してもらったのだが、弾いてみるとストレスが全くない、弾きやすい、ネックの状態が極めて良好である。出音にはあまり期待していなかったのだが、これも大きな見当違いでヴィンテージとは違うが芯のある音で、歪ませてもそれなりにこなす器用なピックアップで、交換の妄想は吹き飛んだ。ブリッジ下のサスティン・プレートも合間ってか、音がよく伸びて気持ちが良い。配線を確認したら、4芯のようにも見える。バイサウンド仕様にできるかもしれない。高松のギターリペア ナカムラで購入。
Spec
Body : Arched Maple Top, Mahogany Back ("T-Cross Maple"Body Construction)
Neck : Maple+Mahogany 3piece?iThrough Neck?j
Scale Length : 24 3/4" (628.7mm)
Fingerboard : Ebony
Radius : 13 3/4" (350mm)
Frets : 22
Pickups : Yamaha "SGH-1SOB (Alnico V)" x 2
Pickup Switch : 3-Position Toggle
Bridge : Yamaha SGB-IIIG
Controls : 2Volume, 2Tone

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED SUPREMES Honey Buest 2011

オクでその開始価格では売れまいと思いつつウォッチリストに追加したら、再出品を繰り返しても入札がないせいか価格交渉可になった。ふっかけてみると当然応じない(笑)。更に再出品を繰り返すうちに、開始価格がふっかけた時の価格差の仲値になった。これは買い叩けると思いウォッチを継続(笑)、再度価格交渉可になったので、前回より価格を下げて提示したら応札できてしまった(笑)。
30年自然乾燥のホンマホ単板バックにハードメイプルトップ2ピースという贅沢の極みともいえる材を使用、エイジド・マグネットのK&T N.O.S. TOPSとの組み合わせが奏でる枯れた伸びやかな音。ヴィンテージの音は知らないが、これがそうなのかと錯覚する。メイプル・トップはトラ杢は薄めだがフレックが入ってこれもヴィンテージっぽい。ヴィンテージ感を重視する気はないが、これは所有欲を十分刺激する。ヤフオクで購入。
Spec
Body : Hard Maple top / 30th Air Dry One Piece Honduras Mahogany Back
Neck : One Piece Honduras Mahogany
Fingerboard : Premium Jacaranda 310R
Pickup : K&T Friction ZB/ZB Aged Magnet
Nut:"Non Remove Fat / Non Bleached" Bone Nut
Scale : 625mm 22F
Machine Head : KEY'STONE GSS-STD/NICKEL 3/3(Gotoh SD90-SL Custom)
Bridge : Crews T-0-Bridge
Tailpice : Crews Alnimium Tailpiece
Control : 2Vol . 2Tone. 1Toggle Switch
Finish : Lacquer
追記:ブラスポスト・ペグに換装
ピックガードも付いていることだし、音もそれっぽいし、ヴィンテージ・ライクにモディファイするのも面白いと思い、オクで晒し物になっていたエイジド・ブリッジ&テールピースをウォッチしていたら、突然落札されて計画頓挫。その矢先に発表されたのがGOTOHのペグの特注品。音に直結するパーツなので面白そうだし、お手頃なので予約。エイジド・タイプとの価格差で選択するつもりだったが、早く入荷したレギュラー品に決定。ブッシュとネジも付属していたが、同じGOTOH製なので装着品を流用。交換には弦交換が必須なので、前後の音の変化は新品弦の分だけ割り引かないとだが、それでも音がスッキリ締まった感あり。耳に痛くなくカーンと響く印象。CPの高いMODと言えよう。

左がブラスポスト
追記:ピックアップ換装
GT/KorinaからFriction ZB/ZBを移植、エイジド・マグネットを流用。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE JB TRADITIONAL 3TSB "CLOUDY LACQUER FINISH" 2011

現有ジャズベはメモリアル保存であって、楽器としての役割は果たしていない。使えるジャズベが欲しかったが、何度か見かけたCREWSの中古はKEYのラインで、興味はあったがベースがメインではないので縁があれば、程度にデジマートで網を張っておいたら。唐突にヒットした良品中古、それも中古では初めて見るCREWSオリジナルである。色もドンズバ。通販で割安感はなかったが、滅多に見つからないし程度もよさそうだったので、ほぼ即決。
届いたのは商品説明通りの傷も少ない美品。ベースではK&Tもブラジリアン指板も初めてだが、その出音に驚く。欲しかった音が何の細工もせずにそのまま鳴る。「これは凄い」と素直に言えるジャズベである。 MUSICLAND KEY心斎橋で購入。
Spec
Neck : MAPLE
Fingerboard : PREMIUM JACARANDA 、280R 、20F
Nut:"NON REMOVE FAT/NON BLEACHED" BONE NUT
Machine Head : GOTOH GB-29 REVERSE WIND
Body : ONE PIECE ALDER
Pick Up : K&T "JIG"
Control : 2VOLUME,1TONE
Bridge : CREWS SPIRAL STYLE
Hard wear color : NICKEL/CHROME

Martin D-45 Custom 2009

「いつかは」が実現した。
フーチーズの店頭にあった中古のヤイリYW-1000が目に入り、スタッフにD-45の中古を話題に振ったら、店頭に出していない新品在庫があるという。マーチンにカスタム・オーダーした逸品とのこと。強引に見せられて(笑)、その材と音の素晴らしさには感服したが、もちろん相応の価格。そう簡単に決心はつかないが、製造年によって品質が変わる中古を見極める自信はない。機材整理の提案もあって、考えてみれば同じ金額を1本に払うか数本で払うかの違いなので、熟考の末、3本放出を見返りに確保を決意。
スタッフブログからの引用:『このD-45は、マーチン社が175周年を迎えた2008年に、ナザレスのファクトリーに行き、材を選定しオーダーしたカスタムギターです。1968年にリバイバルされたD-45をイメージしたものです。、当時ジャーマンスプルース/ブラジリアンローズウッドの仕様でリバイバルされたものを、現在使用出来るマーチン社の材のストックの中から、当時の仕様に近い材を用いて製作されました。オリジナルの仕様の材はストックが無く、またブラジリアンローズウッドは、あまりにも高価なもののため、グレードの高いマダガスカルローズウッドと、トップ材にイタリアンアルパインスプルースを用いてつくられました。
フィンガーボードにヘキサゴンインレイ、グローバーペグ、そして当時の角の取れたヘッドシェイプに出来る限り近いシェイプにして欲しいとのリクエストを入れました。
選定時にイメージしていたアーティストは、N.ヤングです。アンプラグドでの、あの繊細なD-45のトーンが、頭の中で鳴っておりました。』
無意識にイメージしていた典型モデルの再現で、王道のドレッド・ノートサウンドはこれぞ鈴鳴り。今までどのギターでどんな弦を張っても出なかった、憧れの音が今ここに。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Top:Italian Alpine Spruce
Side & Back:Madagacar Rosewood
Neck:Mahogany
Finger Board:Ebony
Inlay:Hexagon Abarone
Truss Rod:Adjustable
Bridge:Ebony
Bracing:X-Bracing Non-Scalopped
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:1-3/4"(約44.5mm)
Scale Length:25.4"(約645.16mm)
Tuning Machine:Grover
Rosette:Avaron
Pick Guard:Black

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED 1959 CTM GR/QM Custom"TunaGreen" MORITA Signature 2016

LEDに惚れ込んだ揚げ句、現代風の自分仕様をオーダーするに至る。見た目にこだわりつつも、音的な妥協は当然なく、理想型を実現する。
LEDのラインで作らせた方がクオリティが高いというスタッフの計らいで、13ヶ月を経て完成したのは、奇しくも腸閉塞の退院日、素晴らしい快気祝いであった(笑)。ウッド・バインディングは前面にも縁取りがあって美しい。Custom F.O.J.はクリーンはもちろん歪ませてよし、タップよし、フェイズよし。自分の中での呼称はGR/QM。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : ONE PIECE HONDURAS MAHOGANY QUILTED MAPLE MATCHING HEAD
Finger Board:BRAZILIAN ROSEWOOD
Inlay : ABARONE
Machine Head : GOTOH MAGNUM LOCK SG-301 HAP-M CB
Body : SELECTED 5A QUILTED MAPLE 2P TOP WOOD BINDING/ONE PIECE HONDURAS MAHOGANY BACK
Pick Up : K&T "Custom F.O.J." Open BB
Control : VOLUME w/TAP x2, TONE w/PHASE PUSH/PUSH SPEED NOB
Bridge : CREWS T-0-M STYLE
Tailpiece : CREWS ALUMINIUM
Hard wear color : BLACK

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE ST56 Custom HMN 2TS 2016

レス・ポールLOVEなので(笑)、ストラトは1本で十分なのだが、なかなか満足できず何本も持ち替えることに。見た目もあるが、最大の要因は音、いい音がなかなか具現できずにいた。ネックが素晴らしい Blackieのピックアップ交換で終止符を打とうとしたが、見た目にはやはり未練が残るのは自明で、いい加減疲れてきたのでいっそ理想を作ってしまえと。最も重要な音は、スタッフと相談のうえ、当初の59から54に変更。ぱっと見ヴィンテージっぽくも実は今風の仕様。ネックシェイプはVに指定。
7ヶ月を経て年の瀬に完成。ネック材は厳選したハード・ロック・メイプルでマスビルと見まごうばかりのバリトラ。LOM54で永年探し求めたストラトの音をようやく実現する。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : HARDROCK MAPLE ONE PIECE 22F SOFT V SHAPE
Inlay : ABARONE
Machine Head : GOTOH MAGNUM LOCK SD-91 HAP-M CHROME
Body : ONE PIECE ALDER
Pick Up : K&T "LOM54 Vintage Belden Cable"
Control : 1VOLUME, 2TONE F&R,C
Bridge : GOTOH
PICKGAURD : WHITE 1P

Ibanez RG8570Z Brownish Sphalerite 2021

2022年が明けるとともに甦ったHSH願望。2年ぶりの年始挨拶で行ったフーチーズにも7弦モデルが新春特価であったのだが、そこはそれ、Crewsクォリティ相応の価格。歪ませた音しか想定しないので、どう考えてもオーバースペックである。例によって(笑)、許容価格の中古を物色する。
KillerだのSchecterだのヒットするも、イマイチ感高し。やはりふりだしに戻ってIbanezを探す。j-customならメイプルネック、マホボディ、DiMarzioピックアップというスペックで、妥協なし。ところが中古に割安感がなく、そんなものかと諦めかけたら新品処分品との価格差がさほどないことが判明。ならば試奏できなくても新品なら間違いないわけで。
イシバシ福岡パルコ店で購入。
Spec
Neck : 5pc Maple/Wenge
Finger Board :Bound Macassar Ebony 24F
Inlay:Tree of Life
Machine Head : GOTOH SG-381
Body : AAA Flamed Maple TOP /African Mahogany BACK
Pick Up : Dimarzio Air Norton & True Velvet & The Tone Zone
Control : 1VOLUME, 1TONE
Bridge : Edge-Zero with ZPS3 tremolo

Fender Japan TL71-68 Black 2002〜04

なにやら昨今はシティ・ポップスが再ブームで、アナログ盤が高価で取引されるという、リアルタイム世代は首をかしげる状況らしい。当時もその音作りは垂涎もので、名だたるアーティストが続々登場したが、自分的には山下達郎&竹内まりやのコンポーザーコンビに尽きる。コロナ禍のもとで急遽発売になった、竹内まりやのライヴ映画BDで、山下達郎が弾いていたテレキャスターに目を奪われる。オールローズテレと見紛うそれは茶色にペイントされたレギュラーラインだとか。しかし検索してもそんなものには遭遇できず。
ギターをケースに収納していると、保管は安心というメリットと、ちょっと弾きたくても出すのが億劫というデメリットがあり、とりわけ後者はあまり弾かなくなるというよろしくない状況になる。改善策はギターをケースに収納せずに置くしかないのだが、さすがにヴィンテージラインを放置する勇気はない。暫定的にBottom's Upを使ったが、状況は大いに改善されたものの、この保管は本意ではない。やはり相応のギターに担わせた方が精神的にもよろしいので、いろいろ物色して見つけたのがこれ。ブラックボディはブラウンの雰囲気も楽しめる(笑)。Qシリアルのダイナ楽器製造らしい。チバカン(千葉鑑定団)楽器で購入。
Spec
Neck : Maple
Finger Board :Slab Rosewood 21F
Machine Head : Schaller F key
Body : Ash
Pick Up : TL-Current
Control : 1VOLUME, 1TONE

Crews Maniac Sound Aristoteles V2 Gloss Black 2017
 マウスカーソルを画像に合わせると入手時の画像
フーチーズの動画で使用されていたやたらいい音のギターが、食わず嫌いでそれまで興味を持たなかったAristoteles。改めてスペックを見ると何やらそそる構成。他の動画を見てもやはり音がいいので俄に興味が(笑)。好みはハードテイルだが、店頭在庫はトレモロ仕様。検索すると、手頃な中古を発見、それも見に行ける店舗。Bottom's Upを手放したばかりだが、クルーズオリジナルは一本手元にあってもいい、いや欲しいので(爆)、行ってみることに。
店頭のすぐわかる場所に展示してあり、ざっとみたところ気になるダメージはなさそう。店員接客中で声をかけられず、縁がないかと思いかけた頃に声をかけられ、試奏室に案内される。JCで鳴らしたところ、期待にたがわぬ音で、ネックも握りやすい。価格交渉にも応じてくれたので確保決定。島村楽器イオンレイクタウン店で購入。
Spec
Neck : Maple
Finger Board :Rosewood 22F
Machine Head : Gotoh SG-360M HAP-M
Body : 1P MAHOGANY
Pick Up : Crews ORIGINAL"CL"&"DIS"
Control : 1VOLUME, 1TONE w/TAP PUSH/PUSH
Bridge : HIPSHOT FIXED BRIDGE
追記:ピックガード換装
見た目だけのカスタマイズだが、それもこのギターを気に入ったから故。オーダー扱いで相応のコストがかかったが、出来映えには満足。

Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue VOS Orange Sunset Fade 2014

Led Customを入手した時、ブランド信仰は捨てたつもりだったが、このトラ杢を見た瞬間その気持ちが吹っ飛んだ。材は間違いなくCrewsのLEDに劣るはずだし、遠方で直接見ることも試奏もできないが、買わず後悔より買って反省(笑)、リセールもそこそこ期待できるだろうから通販で確保を決心。
ネックは思っていたほど太くなく、適度な握り心地。重さは標準的。不安だったピックアップは、K&Tの情報量にはさすがに劣るにしても、クリーンで音痩せすることなく、歪ませても破綻しない。ヴィンテージを意識した塗装仕上げだけが難(笑)。イシバシ梅田店で購入。
Spec
Neck : MAHOGANY
Finger Board :Rosewood 22F
Body : MAHOGANY
Pick Up : Burst Bucker
Control : 2VOLUME, 2TONE with BumbleBee reprica

Fender Custom Shop ST60 N.O.S Olympic White 2009

ストラトは1本で十分のはずだったが、やはりローズ指板が気にかかる(笑)。ネックだけオーダーして都度交換することも考えたが、その都度基本調整が必要なのは自明で現実的でない。減らしても元に戻る本数にも我ながら呆れているし、見返り放出対象も見当たらないので、純増になるのもどうかと見送ってきたのだが。
たまたま見つけた山野扱いのカスタムショップ製。捨てたつもりのブランド信仰は、CSHCを保有したらと本物の所有欲を刺激され、コストを抑えるべくレギュラーラインを選んでも、また買い直しを繰り返すのは想像に難くないので決断。
太目といわれるネックは現有より薄く、ボディは軽く適度に退色してよい風合い。紛うことなきFenderの音。SOUNDNINE一宮店で購入。
Spec
Neck : Mayple
Finger Board :Rosewood 21F Srab Board
Body : Alder 2P
Pick Up : 60s Strat
Control : 1VOLUME, 2TONE with 5P Switch

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