WOODY METAL MUSEUM

Ibanez RG2570EX CB 2004

エレキギターならレス・ポール、とず〜っと思っていたのだが、ヘヴィメタらしさが物足りない。そもそも今時どんなギターがあるかもわからない浦島状態の中で、ハムバッキングモデルを物色していて目を引いたのがIbanezのRG。できればH-S-Hの3ピックアップがかっこいい(音は二の次)と思っていたが、いとも簡単に遭遇できた中古のRG2570EX。なんとなく黒系を想定していたが、これは深みのある紫。DiMarzioを積んでるしトレモロもついているのがかっこよさ相乗効果。使用感のないピカピカ状態を手に入れることができた。石橋楽器御茶ノ水ロックサイドで購入。
鳴りは二の次で形を優先して確保すると結局弾かないと痛感して放出される。

Gibson '50s Les Paul 2004 Honey Burst

次はMetalなFlying-Vかな、いやそれ以前に練習練習と思っていたのが、「The Song Remains The Same」なんか見てしまって、Les Paul熱再燃。RGを探していたとき、今ならトラ杢も手が届きそうだとは感じていたが、それは当分先のことだと思っていたのに。しかし、いろいろ調べていくうちに、きれいなトラ杢はそれなりに高いとか、中古でも格安はないとか、モデルごとの仕様の違いがわかってきて、妥協点のハードルが上がり始め、欲しい熱が醒めかけた。狙いをつけたのは細身ネックの'60sタイプで、色はサンバースト系。となると中古のClassic Plus辺りが現実的かとわかりかけたそのときに。
デジマートで発見したのがこれ。それまでお茶の水、池袋、新宿、渋谷と回って限界を感じていたので都下、近郊を探してみたらあった、'50sだがチョイキズもない新品で、中古並みの年末年始特別価格。美しいトラ杢とチェリー・サンバーストが退色したかのようなハニー・バースト。ネックは確かに太いが、'60sの細さを知らないので違和感はなかった。この美しさは芸術品、と自画自賛。シリアルNo.によると'04製らしい。三鷹のGUITAR SHOP LABORATORYよろずやで購入。
Les Paul Custom入手のため、断腸の思いで放出。

FenderUSA American Deluxe Stratocaster "V"neck 2006 2CS

ハムとシングルを弾き比べたいと思うのは当然の帰結。レス・ポールに比べると、ストラトはバリエーションが多い(と思っている)。その中で、自分にふさわしいストラトを選ぶのに難儀した。色は2トーン・サンバーストのメイプル指板が好み。これはヴィンテージ・モデルの典型なのだが、ヴィンテージ・トーンへのこだわりは皆無、良さを知らないともいうが。レギュラー・ラインのヴィン・ストは古さまで再現するのが売りらしいが、再現された経年劣化には魅力なし、ましてやレリックをや。
ならば今風モデルを選択すればいいのだが、シグネチャー・モデルはその完成度は認めるものの、アーティストへの思い入れがないので、抵抗があった。ネックが退色していないレギュラー・ラインに対しては、見栄が邪魔をした。で、求めるべきは、Classic Playerモデルと結論づけたつもりだったが。
カスタムショップ・モデルのこれはそれなりに値が張る。もちろん、価格相応の品質であるのは認めるが、私の中ではレス・ポール>ストラトなので、思い入れが伴わない散財はさすがに躊躇した。傷だらけの中古なら安かろうと期待したが、傷だらけとは思えない値付けが相場だった。
American Deluxeモデルも好みの色の条件を満たすと認識するのには時間がかかった、カタログに写真がなかったので。レギュラー・ラインの中でサマリウム・コバルト・ノイズレス・ピックアップやロッキング・チューナーを搭載する上級モデル。S-1スイッチによる多彩なトーン・バリエーションも売りだが、これは逆に胡散臭かった。その辺がキワモノ的なのか、実際、あまり人気があるとも思えなかった。しかし、このハードウェアを採用した上級モデルのFSRがあるあたり、Fenderの主張を感じたのは確か。
初めて店頭で実物を見た時、やはりヴィンテージらしさを再現しているネックに違和感を覚えたが、それを回避するにはカスタムショップモデルしかないというのもわかっていた。そして、身の丈にあった結論として選択したのがこのAmerican Deluxe Stratocaster。中古だが2ヶ月前の日付の保証書付きという新同品で価格は新品市価の半額近いという、恐らく不人気故のお買い得。中野のGuitar Houseで購入。
Les Paul Custom入手のため、断腸の思いで放出。

Gibson Custom Shop Historic Collection Les Paul Custom '57 Reissue Black Beauty 2000

勢いに任せて数を増やしたが、増やしたいのは山々なれど、弾く時間も置き場所もないのに気づく。それに加えて、今までどれも納得して手に入れたのは確かだが、多かれ少なかれ妥協があったのも事実。見た目はともかく、音を追求するとどれも中途半端ではないかと。自分の求める音を追求するに、やはりハムバッキング、その正統はレスポール。スタンダードこそ最高と思っていたが、トラ杢を追求するときりがない。そこで数あるレスポールの中で、マホガニー・ボディのカスタムに注目。鼻についていたゴールド・パーツが剥げるぐらい弾き込めば、ギター弾き冥利に尽きるのではないかと。長く使うなら、カスタムショップ製ではないかと。なんて思って探したら、出会ったのがこれ。
第一印象は、中古にこんなに払えない、だったけど、新品でもレリック仕上げが流行る昨今、レリック仕上げに上乗せされた価格を考えたら、中古も決して高くないと実感。さりとて絶対的に高価なのも確かなわけで、おいそれとは手が出ない。さんざん悩んで考えたあげく、'50s Les PaulとAmerican Deluxe Stratocasterを下取りにして新大久保のTHE 中古楽器屋で購入。
'57オリジナルは、ハム3発搭載が標準なので、レアなタイプの再現ということらしい。ボディはマホガニー・1ピースで'68オリジナルのメイプルトップ・マホボディとは一線を画すもの。ピックガードははずしてみた。
追記:K&Tに換装3
K&Tの音を知れば知るほど弾くのが楽しくなる。泥沼化(笑)。しかし、かけたコストは決して裏切らないのも確かであった。
ギブソンはギブソンとして保有するのが最善としていたのだが、決して音は悪くないものの、どうしてもK&Tと比較してしまうので、次第に不満が募ってきた。その結果、メンテナンス的にたまに弾くだけという、コレクション然とした状況になってしまった。フーチーズで調整してもらって格段に弾きやすくなったのに、これでは意味が無い。残された道は一つ(笑)。
'57モデルをピックアップ数こそ違え再現したこのモデルは、オール・マホガニーのボディ。最初のPAFを再現したGOLD TONEとの組み合わせはどうかとフーチーズに相談したところ、マホボディなら相性がよいとのこと。初めて真っ当なリクエストをしたようだ(笑)。素性はよいのだから、せっかくならLED1959のレベルに近づけたいのでN.O.S.を選択。すると私の音の嗜好を知り尽くした(笑)スタッフからVLで巻いてもらおうとの提案があり、素直に従う。かくしてVL N.O.S. GOLD TONEをオーダー。
カスタムを持ち込んだタイミングがよく、その場で交換作業に入る。キャビティに残った磨き粉やポッドの気合が入ったイモハンダ、隙間が大きいディープジョイントや極端に小さいシールド通路など、思いっきりアメリカンな作りを知る、品質的に問題ないのはスタッフのお墨付きであるが。デフォのセラミック・コンデンサーはVITAMIN Qに交換。LED1959ではこれが不満だったが、これを試してからBamble Beeを検討しても遅くないというアドバイスに従った。
終了後に試奏。これがPAFかという濃密な音。1弦側のレベルが高いという注文を微調整してもらうと、マホ・ボディにエボニー指板の響きも相まって、得も言われぬ粘っこい音が出来上がった。ゴキゲンである。ひとまずコンデンサーにも不満はなし。LED1959とは違うキャラクターを目指した狙い通りの仕上がりである。
これを手に入れた時は、カスタムとスタンダードの違いは色とデザインだけと思っていたのが、とんでもない勘違いであったこともよくわかった。形こそ同じだが、全く音のキャラが違う2本が手に入ったこの至福に、後悔も迷いも全くない。K&Tにかけたコストにやっちまった感は皆無である(笑)。
Pick Up : K&T N.O.S GOLD TONE/VL Custom
生涯のCSHCのつもりだったが、LED CUSTOM入手の為、ピックアップをオリジナルに戻して放出。

LTD NINJA600 Michael Amott Signature Model 2006?

私がメタル界で最も好きなギタリスト、Arch EnemyのMichael Amottのシグネチャー・モデルは、(恐らく)彼と同じ仕様のままESPから発売されているが、おいそれとは手が出ない価格だった。それ以前に、彼に限らず、シグネチャー・モデルを持つこと自体が、ちょっと気恥ずかしかったのは、師と仰ぐまでには至っていないからかも知れない。しかし、かっこよさは抜群である。アレンジされたVシェイプにミラー・ピックガード、手裏剣インレイというデザインセンスに加え、ノン・トレモロ、ロッキングチューナーは実用的でセイモア・ダンカン・ピックアップ2発搭載、2ボリュームにトーンなしという潔さ。いつかは欲しいと思っていたVシェイプの中で、一番好きという思いは気恥ずかしさに勝った。ESPの下位ブランド、LTDから発売された同モデルは、カタログ上は似たようなスペックで手の届く価格。これしかないと思いつつも、新品ならいつでも買えるし、少しでも安くと中古を探していたが、さすがにこれはおいそれとはタマがない。とりあえず、デジマートに網を張っておいたのだが、忘れた頃にそれはやってきた。長期店頭在庫処分品のB級特価。早い話がチョイ傷の新品である。その価格が限りなく中古価格に近い。これまでランディVとフライングVゴシックのよい中古には出会ったものの見送って、思い切り後悔した経験から、これはもう即決心した。しかし、販売店は遠隔地で現物チェックも試奏もままならない。まぁこれに限っては試奏したから気が変わるというものではないし、保証付きの新品扱いだから、チョイキズったって中古ほどではあるまい。まさか東京に住んでいて新品を通販で買うとは思わなかったが、このチャンスは逃すまいとあぽろん新潟店で購入。
無傷に近い状態で期待に違わぬかっこよさだが、やけに軽い(笑)。当たり前だけど、Vシェイプは練習には不向き。セイモア・ダンカンの図太い音がゴキゲンである。付属がギグ・バッグなので、保管用にハード・ケースが欲しいところだが。
鳴りは二の次で形を優先して確保すると結局弾かないと痛感して放出される。

FenderJapan ST62 1993~4? 3CS

楽器屋のような専門店以外で、お宝を捨て値で手に入れるのは究極のロマン(笑)。そんな淡い期待を抱きつつ立ち寄った近所のリサイクルショップで、無造作に立てかけられていた一本。ボディはくすみ、ボルトは錆び、金属パーツはガビガビだったが、特別大きな傷はないし、音はまともに出てガリもないので、磨けば甦るだろうと思い、1万円で購入。分解とリペアの教材と思えば多少失敗しても諦めがつくし。
徹底的に分解して磨いたら、ツヤと輝きが戻った。多少フレットの減りはあるがネックに反りもない。1個欠落していたペグのブッシュが唯一のリペア費用。アームも欠品だがトレモロ固定仕様とする。変色したプラパーツは気にしないことにして。
なかなか綺麗に再生できた。ローズ指板も味わい深いもんである。
結局ほとんど弾くことがなく、改造ベースに提供された。

Martin OOO-28 2005

とある機会にTakamineのエレアコという存在を知って、再びアコギを買うならそれがいいと思っていた。徐々に欲しい熱が高まった時、Takamineのカッタウェイ・ボディ、チューブ・プリアンプ、派手なインレイという好みのモデルは結構な価格であることを知る。買って後悔はしないだろうが、同じ金額で他にどんな選択肢があるのか確認したところ、Tayler、Cole Clark、K.Yairi、Morris、中古ならMartinも同価格帯の範囲にあることが判明。エレアコは必須条件のはずだったのだが、その頃Claptonを聴いているうちにMartinが気になって仕方なくなった、シグネチャー・モデルの必要はないし小振りなボディがいいので、OOO-28に。探してみるとMartinでも長期店頭在庫処分品が想定価格内で出ることもあると知る。そして見つけたOOO-28の処分品、保証付きで格安の、中古より安いかも知れない新品。店頭に出向いてガラス越しに眺めたが、決心する勇気がなくその日はそのまま引き返したが、他のモデルを店頭で見るも、やはりこれは千載一遇のチャンスではないかと再訪。店員がチューニングを始めたその音で、全ての迷いは吹っ切れた。山野楽器千葉店で購入。
コンパクト・ボディなのに専用のハード・ケースはレスポールの比じゃないデカさで、置き場所にはかなり困る(笑)。
MODEL-195 OM2入手のため、断腸の思いで放出。

Sadowsky TOKYO RS Burgundy Mist 2002

私ぐらいの年代は、エレキといえばフェンギブ、だけど一生買えない、グレコは模倣品、現実的に手に入るのはこれ、というのが刷り込まれて育った世代である(私だけか?)。時を経て、レギュラーラインならフェンギブに手が届くのを知って、他には見向きもしなかったのだが、時は日本の楽器も育てたのであった。
敬愛するミュージシャンの楽器観に感銘し教えられて、国産の上質なストラトに興味を持ったのだが、当たり前だけどいいのは高い、CS並に。するとやっぱり見栄が邪魔をするわけで(笑)、買えないけど。Crewsの中古を狙ってみたが、タマ数少なく、迷ってるうちに売れたとか、なかなか縁がなかった。新着情報でこれを見つけたので、速攻で駆けつけ試奏。納得できたのはもっぱら色だったのかも(笑)。中野のGUITAR HOUSEで購入。
ST62で模索していたイメージするストラトの音があっさり出る。いつかギターをオーダーしてみたいもんだ、いつになるかわからんが(笑)。
追記:K&Tに換装2
一般に性能がいいと言われるピックアップも、K&Tと比較するとその差は歴然であることを知ると、今までうまく音を作れない原因は自分にあるとしていたことも、考え直さずにはいられない。このSadowskyは買った当初はベル・トーンに感じたが、次第に不満が募りあまり弾かなくなったのは、偏にクリーンでもボリュームを上げると余計な歪がのる音が不満だったから。自分が音が作れないからだと疑わなかったが、これはREUNIONのLollarで見事に払拭されたのである。
LEDをメインとする今、ストラトサウンドも欲しくとも、コストはかけたくないので、買い替え意欲は低い。22Fを常用しているとストラトの21Fは不便でもある。このSadowskyは木材的には悪くないグレードのはず。となるとK&T換装がもっともコスパに優れいるという結論。どうせ換えるなら早く換えて使い倒した方が得(爆)。
なにしろクリーンなベル・トーンが欲しかったので、The '54狙いでフーチーズに相談。スタッフの答えは、54はアッシュ・ボディとメイプル指板前提なので、アルダー・ボディにローズ指板では期待通りの音は出ないというもの。たまたま店頭にあったThe'57とDominoを試奏させてくれる。しばし57を弾いた後、Dominoに持ち替えて最初の1ストロークでDominoの音が好みと実感。そこは私の音の嗜好を知り尽くしたスタッフも先刻ご承知(笑)。しかしDominoは予算を5割オーバー、そこまでするのは抵抗あり。が、これもスタッフはお見通しで、普通のコイルを使って音の太さがあるVLで巻いてもらおうと。まさかオーダーするなど思ってもみなかったが、ほんの僅かのコスト増でそれが可能なのだと。それで望む音が手に入るなら異存はない。3,4弦が強調されるTall-Gの57ではなく、出音が均一なTall-Dの56に決定。こうしてVL S-56 Customをオーダーすることに。
予定納期より早く出来上がりの連絡を受け引き取りに行くと、早速音出ししてくれた。納得の音と言うが、正直なところ違和感があった。しかし、自分の耳に自信はなく、思い込みもあろうから何も言わず試奏室へ。しばらく弾いてみるに、どうも期待していた音がすっきりでない。セッティングをいじるとそれらしくもなるが、それでは今までと大差ない。こんなものなのかと思いつつもしばらく弾いていたら、ボリュームを絞るとトーンも連動するかのように音がこもることに気づく。これは気のせいではないし、我慢できない症状、それがいやでLEDはバンブルビーを入れたのだから。
この不満を正直に伝えたところ、原因はおそらくポットだろうとのこと。CTSに換えれば改善されだろうことなので、この際だからトーンまで3個とも交換決定。せっかくなので音についても、もっと伸びやかで艶っぽい高音が欲しいとなんとも具体性のない感覚的な要望を出した(笑)。
すぐに交換に取りかかってくれ、ポットとコンデンサーを交換。プロの仕事は恐ろしく早く、約30分で終了。再び試奏室へ。音激変、ボリュームは音量だけを絞れる。が、それより何より、欲しかった私流の表現でいうとガラゴロと響くガラスのような音が出る。弾くにつれてコンデンサーがなじみ音に厚みと粘りが増してくる。かくして望んでいた音が手に入った。
Pick Up : K&T S-56/VL Custom
どうしても音に納得できず、TEXAS LEGENDの下取りとして放出される。

Crews Maniac Sound Be Bottom' 21 [NATURAL/MAPLE]

宅録でベースラインを弾けないキーボードで打ち込むよりは、ベースを弾いた方が簡単確実と気づき(笑)、長年放ったらかしだったプレベをクルーズで調整してもらった。これを弾きだしたらこれまた楽しいのなんの。と同時に悪い虫が騒ぎだし(笑)、興味は弾いたことのない5弦ベースに。ならCrewsがいいけど、さりとて今のメインはあくまでギター、コストはかけたくないので、まぁ中古を気長にとデジマートに網を張っておく。さすがCrews、中古は玉数少なく、傷多くともそれなりの値付け、そんなものだろうと納得しかけた頃。
ブリッジが分割型の旧モデルだがそれまでの玉に比べたら安い上、週末に割り引かれたこれは、取扱店が中古の程度表示が厳しすぎる(笑)あの横浜の店のBランク。これが欲しいというのではなく、今までにないのが欲しいという選択基準では、なんとなくアクティヴのハムが欲しかったが別に拘りがあるわけでもなく、これもプリアンプ搭載、条件は5弦のみ(笑)という初期目的を忘れず。しかも、クーポンを使えばギグバッグが付いてくるうえ、ポイント10%還元という、嫌悪する某家電量販店のような(笑)大盤振る舞い。送料無料なので通販で逝ってしまえと(爆)。
届いたのは確かに説明通り小傷打痕はあるものの、この色も相まって全く目立たない、実質Aランクともいえる外観。5弦だと底なしに低音が増えるような錯覚があったが、増えるのは4音だけで(笑)、ポジションが広がるということもわかった。ろくに弾けなくても弾いて楽しいことといったら。イシバシ横浜で購入。奇しくもベースは全てイシバシで調達している。
Neck/Maple On Maple, Satin Finish.(21 Fret)
Body/Light weight Ash
Machine Head/Gotoh GB11W
Pick Up/Crews Type-J/Rear
Pre Amp/Crews TBC-1
Control/Volume, P.U Balancer, Treble & Bass EQ, Pre Amp By-Pass SW.
Bridge/Crews Separate Bridge
GTN-5にその座を譲り、下取りで放出。

Paul Reed Smith P24 Limited 10top Custom Color (Black Cherry / White Back) 2012

PRSといえばやたら高いギターというイメージだけ先行して、デザイン的には特に心魅かれなかったが、使っているミュージシャンの多さと、フーチーズでもCrewsと並んでJames Tylerとともに推していたので、次第に興味を持った。気づけば低価格ラインも発売していたが、モノが価格なりなのは当然なので、形が欲しいわけではないから食指は動かなかった。フーチーズで紹介された、ブリッジにピエゾを仕込んだP22は機能的には十分魅力的だったが、その24フレットモデルが登場。しかしタマ数が少ない上、新品はP22に輪をかけて高価だったので、中古が見つかればラッキーと網を張ったら途端にヒットした。
手が届くまいと思っていた10topの限定カラー。ボディ・バックは木目しか考えていなかったので、ホワイト・バックは好みからいくとかなり変ちくりんだが(笑)、それが逆に新鮮。P22レギュラートップのアウトレット品も視野に入るが、どうせなら24フレットには拘りたい。できれば緑系とかゴールド・パーツは嫌という好みに目をつぶってもこれは出物と判断。連続暴挙の通販ではあるが、どうせいつか買うならと確保を決断。届いたのは新品と見まごうばかりの美品。保証書の記録では正規ディーラーが今年の5月に販売。ゴールドパーツが控え目で好感。持ってみると見た目から思うより軽い。
音出しはまずピエゾから。英語発音ではパイゾのようだが、閑話休題。エア感は評判通り物足りなくもあるが、アコギといえば通用しそうな音。ハムにミックスすると、音作りの幅が広がる。ハムは当然ながらK&Tとは音色が違い、最初は物足りなさも覚えたが、次第にこれが現代の音かと思わされる。
ふと、とても弾きやすいことに気づく。どれが弾きにくいとか何がどういいというわけではないのだが、ピッキングもフィンガリングも至極滑らか。バランスと形状のなせる技だろうか。中古を通販で確保するのに抵抗がなくなったのは、店を見極めれば美品が割安なこともあるが、試奏して見送ることが想定できないこともある。欲しい気持ちが先にたってか、私の腕ではこれまで試奏して違和感を感じることは幸か不幸かできなかった。が、このP24は逆の意味で、試奏したら弾きやすさに惚れこんだのではないだろうか。これは暴挙ではなかったと確信できた瞬間。愛知のLotus Guitarsで購入。
Spec
Body : Carved, Figured Maple 10-Top on Mahogany
Neck : Mahogany, Pattern Regular, 25"
Fretboard : Rosewood, 24 Frets
Inlays : Mother of Pearl "Old School" Birds
Tuners : PRS Phase III Locking Tuners
Bridge : PRS Piezo Adjustable Stoptail
Treble Pickup : Uncovered 53/10 Treble
Bass Pickup : Uncovered 53/10 Bass
Piezo Pickup : PRS / LR Baggs Piezo
Controls : Volume, Tone, Piezo Control with 5-Way Blade Pickup Switch
Hardware : Hybrid
Color : Custom Color (Black Cherry / White Back)
Finish : V12
LED CUSTOM入手の為、良さを引き出せないまま放出される。

FenderUSA American Vintage '52 Telecaster Thin Lacquer/Butterscotch Blonde 2012

これまでテレキャスターに縁がなかったのは、正直なところデザインが好きになれなかったから。主張を感じない小振りなヘッドと角張ったボディに心魅かれることはなかった。次第に存在感の渋さを理解し始めると興味対象とはなったものの、もともとハムバッキング屋なので優先順位は低いままだった。初期モデルの甘太な音がレスポールっぽいと知ってから、次第に物欲が刺激され始める、レス・ポールの勇、ジミー・ペイジも使っていたし(笑)。
そのうちCrewsモデルでもと思っていたが、なかなか中古に遭遇することもないまま、昨年来の連続散財の契機となった(笑)REUNION確保から1年、再び週末特価の日がやって来たことを知る。検索対象を現在手元にないFenderまで広げると、奇しくも手頃なのが見つかったのはREUNIONと同じ店だった。CrewsのVintageシリーズでマイナスビスなんぞの知識を吹き込まれたこともあり、思い入れ度合いからもこのグレードで不満はなかろうとまたも通販で確保。
ツイードのケースに入って届いたのは、商品情報通りの傷で落胆することなし、むしろそれ以外がピカピカ。商品名にはVintageの文字がなかったが、同梱の商品タグに小さくAM VINTの表記。ググってみると、日本市場限定のヴィンスト・シンラッカー仕様であることが判明。音出ししたら、期待したほどテレ臭くないというか微妙に違う。この感覚には覚えがあるが、これも想定の範囲内。ネック形状がしっくりしてストラトより弾きやすいかも。イシバシ名古屋栄で購入。
いつかはK&T換装のつもりだったが、幸運にも見つかったBLACK GAURD-IIとの価格差がほとんどなかったため、下取りで放出。つくづくFenderとは縁がない(笑)。

Gibson Les Paul Junior Special Double Cutaway TV-Style Limed Mahogany 2004

P-90には何度か興味を持ったが、根っからハム好きなので、手を出すには至らなかった。VOXにハム、シングル、P-90の音をスイッチで切り替え可能なモデルが気になったこともあったが、それ「風」の音であることは自明の理なので、自制できた。
ストーンズのハイドパークBDでキース・リチャーズが弾くTVモデルがやけにカッコよく見えて、このモデルのレギュラー・ラインは安めだったような記憶があり検索してみる(笑)。しかし、現行は廃番のようで、中古のタマ数も少なく、新品のCSばかり。これは縁がないかと思ったその時。
傷だらけのTVイエローのレギュラー・ラインを発見、それも破格の安さ。一桁万円、それも数百円切るレベルではなく半ばをやや上回る程度。ネック折れのような致命的なダメージがあるわけでもなく、弾くのに支障はないらしい。P-90が2発でチューンOマチックは、ドッグイヤー1発にバーブリッジのキースとは違うが、この値段で文句はいえまい、グズグズしていて売れたら後悔間違いなしと通販だが即決。
届いた実物は説明通りの傷で落胆は一切なく、レリックに興味はないがそれ風なのがむしろカッコいい。軽めのボディと細めのネックが弾きやすく、P-90のパワフルで太い音は、ハムっぽくもあり楽しい。弾いているとテンションが上がるモデル(笑)。尾道のO'swayで購入。
鳴りは二の次で形を優先して確保すると結局弾かないと痛感して放出される。

LTD SNAKEBYTE Snow Wite 2013

METALLICAの Through The Neverを見たら、めちゃカッコいい。それまでのMETALLICAに対する印象が一気に変わり、ジェイムズが構える白のエクスプローラータイプに一目惚れ。ESPエンドースだったはず、ならNINJA600同様、LTDに廉価モデルがあるはず。ビンゴである(笑)。形に惚れたので音は二の次、美品が安く手に入れば十分。こだわるのはオリジナルのEMGと白だけ。網を張ったら結構ヒットした。デジマートでは予算内は売却済みだったが、オクで同等品を発見、即決出品だったので落札。
やたらでかいのに鳴らないボディ、価格なりは承知の上なのでそれを求めるのは酷。EMGだけで鳴ってる感だが、雰囲気は楽しめる(笑)。オークションで購入。
鳴りは二の次で形を優先して確保すると結局弾かないと痛感して放出される。
Spec
BODY :Mahogany
NECK :Mahogany
FINGERBOARD :Ebony, 22frets
INLAY :Dot w/Snake at 12th fret
FRET :#216
SCALE :628mm
NUT (width) :Bone (42mm)
JOINT :Set-neck
TUNER :Sperzel Trim-Lock
BRIDGE :TonePros T3BT & T1Z
PICKUPS :(Neck) EMG JH-n,(Bridge) EMG JH-b
CONTROL :Neck Volume, Bridge Volume, Toggle PU Selector

Gibson SG Standard 1993

テレキャスターと並んで縁がなかったメジャーモデル。CREWSがLED-1961を発売した時は勢いで確保しようとも思ったが、気に入ったのは主にペルハム・ブルーの色だったので、今では考え難いが自制できたのだった(笑)。そのうち気持ちが高まったらOSGでも、という恒例の展開ではあったが現実味が薄かったのも確かではある。
よい中古を手に入れることができた店は、その再現を期待してたまに在庫をチェックしてしまうのだが、その流れで遭遇したこれは、K&T搭載。そうでなければ間違いなくスルーした。ご対面して見ると、やたら汚いが(笑)ボディはそこそこ鳴るし確かにK&Tの音と思われ、お持ち帰り。磨くとそれなりに器量よしになり女を育てた気分(笑)。レスポールよりボディが薄い分だけ粘りは少ないが、輪郭がくっきりした出音。
The Guitar Dater Projectによれば
Guitar Info
Your guitar was made at the
Nashville Plant, TN, USA
September 8th, 1993
Production Number: 255
だそうで。K&TはT1のBBとZBらしいが素性不明。西荻窪のギターズマーケットで購入。
鳴りは二の次で形を優先して確保すると結局弾かないと痛感して放出される。

Gibson Firebird V Vintage Sunburst 1995

デザイン的には興味があったが、ミニハムってどうなのよと音的にどう差別化して弾き分けるか整理できず、手を出さなかったモデル。LPJCDCSG Standardでレギュラーラインは鳴らないと学習したはずなのにまた手を出したのは、Johnny Winterの訃報に接したからでもないのだが、格安中古を発見、安さと適当な古さに負ける(笑)。CSに逝くほどの思い入れもなく、1995年製という適当な古さに根拠レスで質のよさを期待したりもして確保。
労せずJohnny Winterっぽい音を作れるが、それ以外は模索中。チューナーは重いし恐ろしく弦交換しにくいし、ギグバッグに入れても自立しないし、何しろ手がかかる(笑)。MUSICLAND KEY 京都で購入。
made at the Nashville Plant, TN, USA
October 10th, 1995
Production Number: 411
コンデンサーは交換してあったが素性不明。
SPEC
BODY:Mahogany Wings
NECK:9P Mahogany & Walnut Neck-through Body PROFILE/1960 Slim Taper
FINGERBOARD:Rosewood/22F
SCALE:24-3/4”
NUT WIDTH:1-11/16”
HARDWARE:Chrome
BRIDGE:Nashville Tune-O-Matic & Stopbar Tailpiece
MACHINEHEAD:Banjo Tuners
PICKUP:Mini-Humbucker
CONTROL:2Volume-2Tone-3way Toggle SW
所有して弾いたら満足、それ以上の愛を育めずGTN-5の下取りに充当され放出。

Crews Maniac Sound SEC GRAPHIC 2004

唐突にネットで遭遇した(笑)、鮮やかなペイントのストラト・タイプ。それだけなら気にも留めなかったのだが、Crews製でSECベースとなると見逃せない。クラプトン・マニアじゃないし(所有物は結果的にそうなっただけでクラプトンが念頭にあったわけではない)、仮にストラト増やすならアッシュ・ボディ狙いだし、Super EX逝ったばかりだし、と自分にいい聞かせてはみるものの、結局「買わず後悔より買って反省」の金言に従う(爆)。見に行くまでに売れてしまいそうな気がしたのでまたも送料無料の通販で。実際、一旦受け付けられた注文は、結局キャンセル待ち数時間後の成立だった。
中古の評価が厳しい例の店だけあって、新同品が届く。本家Fenderのピックアップはさすがの音で、K&Tとはまた違う味わい。メイプル指板の音に不要と思っていたミッド・ブースターをかけると絶妙。トーン・コントロールがリア・ピックアップにも効くのはうれしい誤算。普通のストラトより音を作りやすいかも。イシバシ渋谷で購入。
Spec
Neck: One piece Maple, Satin Finish.
Body:One piece Alder
Machine Head: Gotoh SD-91 Standard.
Pick Up:
Front. Fender Noiseless
Center. Fender Noiseless
Rear.Fender Noiseless
Control: Volume, Tone, Booster Level
Booster. Crews Custom Booster
Bridge: Gotoh GE-101 TS
とても弾きやすいが、どう音を作ってもミッドブースター頼みになってしまう単調さに弾く頻度が下がってしまい、結局放出される。

Crews Maniac Sound Super EX 2011

エクスプローラー・タイプはメタル嗜好が強かった頃はかなり欲しかったが、Crewsを知ってからは、レギュラーラインはそれなりの音だろうと思うとさほど食指が動かなくなり、さりとてCSを狙うほどの思い入れもなく、スタイル優先でレギュラーでも欲しさが勝ったらその時にと思っていた。だからクルーズのカット・エクスプローラーのよさはわかっていても、その価格は中古を含め十分歯止めになった。
しかし、天は私を見放さなかった(笑)。ネットで格安中古を発見。商品説明は新同、付属品ソフトケースのみ、それだけ。見に行ける距離、週末になっても売れた気配なし。この安さは怪しいので、ピックアップ交換されているのではないかと疑ったが、それならきっぱりあきらめもつくので見に行くことに。ちなみに電話照会できない性分である(笑)。
駅から数分の住宅街にある店の店頭の一番目立つところにそれはあった。値札がない、売約済みか?、それならあきらめるだけと入店。確認するとピックアップはK&Tとのことなので弾かせてもらう。確かにK&Tの音として違和感はない。コリーナ・ボディは激軽で傷もなく、驚くほど高音の抜けがいい。これはもう確保するしかない(爆)。ケースはVも入るような封筒型のギグバッグだが、場所をとらないのでかえって好都合。交渉してみると、ネット表示価格よりかなり下げてくれたので即決。テンションが上がって帰りは駅までの一本道を間違えたりする(爆)。
ピックアップを外して確認すると、確かにK&Tで、GOLD TONEではないがN.O.S. WEEP BB/ZBである。ピックアップにコリーナ・ボディとハカランダ指板が付いてきたようなものでタダ同然<明らかに金銭感覚が狂っている(爆)。形状からは想像できないほどボディが鳴り、ハイ・ミッドの抜けが絶妙。西荻窪のギターズマーケットで購入。
Spec
Brazilian rosewood fingerboard.
Korina neck and body.
K&T N.O.S. WEEP BB/ZB
クラプトンへの思い入れが深いわけでもないゆえ弾く頻度が低く、NRF入手の為断腸の思いで放出。

Fernandes ZO-3

フジテレビで深夜に放送していた番組「寺内ヘンドリックス」を見て欲しくなったのだと思う。秋葉原Laox楽器館で中古を購入。安かったし、当時引っ越したばかりで部屋が広く見えたこともあって、半ば衝動買い。コンセプトは面白いけど、歪みが得られず006P電池駆動が面倒で、結局弄らなくなった。それでも、RG2570を入手するまでの数ヶ月間はこれでしのいでいた。
その後は弾かれることなく、メモリアル的価値も見出せず放出される。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE TEXAS LEGEND Dark Lake Placid Blue 2012
 マウスカーソルを画像に合わせると入手時の画像
K&Tに換装したのに、RSに納得し切っていないのは、弾く頻度から明らかだった。そんなはずはないと思い込もうとしても、耳には抗えず、ヘッドの形が嫌いというビジュアル要因もあって、SECと併せてストラトを1本に統合する案も浮上した。しかし、逆にSECは弾きやすく、手放すのが惜しいと感じる主客逆転状態になったその時に。
またも遭遇してしまった、最高品質の超激安中古。K&Tにハカ指板が付いて来るようなもの。SRVの音が欲しいわけではないが、嫌いなわけでもなく、Austin Legendの評価はそれだけでもないようなので、RSと入れ換えを決断。この色の選択は自分的には珍しい。
何年型ではなく、SRVの音を狙ったモデルだが、ドライブさせた太い音のよさはもちろん、クリーンの音がまさに欲しかったストラトの音で、ラウンド貼り指板は音の起ち上がりも速い。渋谷のイケべ246ギターズで購入。
SPEC
BODY : SELECTED ONE PIECE ALDER
NECK : HARD MAPLE
FINGERBOARD : ROUND BOARD PREMIUM JACARANDA 、280R 、21F
NUT:"NON REMOVE FAT/NON BLEACHED" BONE NUT
PICK UP : K&T "Austin Legend"
CONTROL:1 VOLUME,1FRONT TONE,1CENTER TONE,5WAY SELECTOR SW
MACHINE HEAD:GOTOH SD-91/05
BRIDGE:GOTOH GE-101TS "STEEL BLOCK"
COLOR:CLOUDY LACQUER FINISH
HARD WEAR COLOR:NICKEL/CHROME
追記:ブラスポスト・ペグに換装2
ブラスポストの効果が存外に高かったので、ストラトも交換してみることにした。こちらは弦交換が必須ではないので、同じ弦で印象を比べてみた。今までAustin Legendの音の太さと思っていた音の濁りがスッキリとれ、張りと芯のある音になった。そして特筆すべきは、やはりその高音が耳に痛くはないこと。スラブ・ボードの音の立ち上がりが、より生きたと思われる。

追記:セルロイド・ピックガードに交換
フーチーズのスタッフに勧められるままピックガードをヴィンテージ仕様のセルロイド製に交換。ヴィンテージから型をとったそうな。色が白なので合わせてノブとピックアップカバーも交換。静電気防止で裏面には全面にアルミ製シールドプレートを使用。普通はハイ落ちが懸念されるが、そこは織り込んで調整。配線を追加して、フロント・トーンでリアも調節できるようにする。能書きは忘れたが(爆)、効果は見た目だけではない。ストラト臭い音になって満足。

SRVに思い入れが深いわけでもなく、Blackieに後を託して放出される。

Crews Maniac Sound REUNION Vintage Cherry 2006

LED-1959に続いて発表されたLED-1961、そのペルハム・ブルーの美しさと材のよさには惚れ惚れしたが、SGタイプには思い入れがなく、連続確保という暴挙は回避できた(笑)。
LED-1959を弾けば弾くほどクルーズの良質さを実感して、今後テレキャスやストラトを買うとしたら、クルーズ最優先だろうと思いつつも、今はLED-1959を弾くのに夢中で、時間的余裕もなく、当分ギターを買う気にはならないだろうと思っていた。
クルーズに関しては、ビンテージラインは品質相応の価格なので、もっぱらOSラインを狙うつもりだが、うまく中古に遭遇できればビンテージラインもありだろう。しかし、タマ数が少ないので、滅多なことではお目にかかれない。たまたま見つけたストラトタイプをわざわざ町田まで検分に行き、年相応の使用感を許容できなかったのは、欲しい度合いがその程度ということで納得して見送った。どうせ気長な話だし、大して期待もせずデジマートにマイサーチ登録だけはしておいた。
そんなことも忘れかけていた頃に、やって来たデジマートのメール。激安品に店頭遭遇したら考えようと思っていたREUNIONの赤が、週末限定割引でホントに激安。ところが取扱店は名古屋である。かつてB級新品は通販で買ったことがあるが、中古はさすがに躊躇するし、見に行ったら交通費が激安分を相殺してしまう。普通は当然見送るのだが、この取扱店は中古の程度表示が厳しすぎる(笑)横浜の店と同系。かつて横浜から通販で買ったエフェクターはBランクだったが私には新同品にしか見えなかった。店舗こそ違うが同系でしかもAランク、これは期待してもいいのではないか。素性はクルーズなので質的には安心だし、認定書もある。数時間考えたが、後悔するぐらいなら勝負する価値ありと判断、在庫のままだったので発注。
ハードケースを段ボールで厳重に梱包して届いたREUNIONは、ピッカピカのキズなし、新同品である。クロームパーツのくすみは商品説明通りだが、どうせくすむから問題ない。それ以外の使用感がほとんどない、新品の匂いも残る(笑)極上の中古である。艶のある赤が美しい。図らずも2本目のハカ指板が手に入った。イシバシ名古屋栄で購入。
Spec
Neck: Jacaranda on Mahogany, Gross Finish.
Body:Maple Top/Maple Side & Back
Machine Head: Grover
Pick Up:Lollar Imperial P.A.F/Aged
Control: 2Volume, 2Tone, P.U Selector
Bridge: Crews T-0-Bridge
Tailpice: Crews Alnimium Tailpiece
追記:K&Tに換装1
現行REUNIONとはピックアップが違うので、購入前に確認はしていたのだが、違和感を覚えたのは事実である。Crewsが選定したピックアップだから間違いはあるまいと思い、たとえ試奏してもピックアップを理由に見送ることもなかろうと購入を決断したが、実際に弾いてみても違和感が消えなかった。やたらブーミーで、心地よいクリーンも中域が効いた粘っこいブルージーな音もなかなか作れない。QUADRIVEを使うとイメージに近くなるが、アンプ直で作れないので次第に不満が募った。
餅は餅屋蛇の道は蛇、フーチーズに相談したら、Lollarはかなり出力の高いピックアップとのこと。この一言で納得、ボリュームフルだと歪み過ぎるのは特性故と判明。必然的に対処法はセッティング模索かピックアップの二択。
散々考えたが、根本的解決はピックアップ交換しかない。中古価格が新品相当になってしまうが、それでK&T搭載なら納得できると判断、フーチーズに交換を依頼する。リアはそもそもトレブリーなので多少なりとも甘い音にすべくTOPSのBBをチョイス。フロントは音の輪郭をくっきりしたいのと、中域を強調してセンターポジションも多用したいと思いTOPS/FAT/VL のショップオリジナルZBをリクエスト。しかしスタッフはフロントBBリアZB、さらに音のバランスをとる為にBBはサンドキャスト/フル着磁マグネットに交換を推奨、プロのアドバイスを謙虚に受け止めその通りに決定。
換装完了の連絡を受け、引き取りに行き試奏すると。素晴らしい〜!、クリーンの音がたまらない。クランチの音がこれまた!。拙い語彙では表現しきれないけど、十二分に満足できる結果となった。

Pick Up : K&T TOPS BB w/SAND CAST/FLL MAGNETIZING ANICO-3 MAGNET & TOPS/FAT/VL ZB
惜しまれつつD-45 Customの見返りに放出される。

K-Archery KD-3 CUSTOM w/Mi-Si 2015

自分のギターの原点であるドレッドノートがいつかは欲しいと思っていた。そのカッタウェイ付がやけにかっこよく思えたが、自分好みのカッタウェイのえぐれ具合のモデルは少なく、現物は見つからなかった。折しもCrewsが発売したCRJは、興味対象外のJ-45モデルだったが、マホガニーの音が素晴らしく、衝動買いしてしまいそうにさえなったが、長く手元に置けない気がしたのでそこは踏みとどまる。
CRJは寺田楽器製ながら非常にクオリティが高かったので、このクオリティで自分好みのカッタウェイ付ドレッドノートをオーダーできれば理想的と、Hoochiesに相談してみたら、寺田楽器は一本では受けないという真っ当な答え。更に重要な助言として「カッタウェイ付はプレーン弦の音圧が下がってくる」という楽器としては致命的な特性も明らかになった。リードプレイをするわけでもなし、音は二の次で形を優先したギターは結局手元にないのは学習済み。カッタウェイ部分が音に与える影響がそんなに大きいとは思わなかったので、この時点でオーダー案は霧消した。
その後、取っ替え引っ替えいろんなモデルの音を聴かせてくれた(私が試奏したのではないが、アコギの音は人が弾いている音を聴くのが一番わかるというのが持論)のだが、最初に聴いたK-Archeryのチョイ傷(といっても目を凝らさないとわからない程度に補修されている)特価品の音が強く印象に残った。モデル的にはシリーズ中最も柔らかいトップで、先入観があったら興味対象外だったろうが、煌びやかさと艶っぽさを併せ持った魅力的な音だった。にもかかわらず、この時はオーダーを断念することしか頭になく、全く試奏しなかった。
滑稽なことに、帰宅後に音の印象が蘇り、聞きもしなかった価格をSNS経由で確認したら、相応のクォリティが期待できる価格が特価になっていた。CRJで気に入ったMi-Si搭載可否を確認したら、載せてK-Archery沖野氏が再チューニングしてくれるとのこと。この時点で確保決定。実店舗で現物を目の当たりにしながら、試奏せずに確保するという暴挙にスタッフも呆れたらしく、確認の電話があったのはその直後である(笑)。
2週間後に完成の連絡を受けて引き取りに行く。エンドピンがオフセットしていたのは気づいていたが、それと対称の位置にジャックが取り付けてある、一見異様な仕様(笑)。初めて弾いた印象は妙に弾きやすい。弦高はこれでも高めらしいが、絶妙なチューニングのなせる技だろう。木目が均一に詰まった材は厚めのものを多用しているということで、消耗するギターではないとのこと。期待通りの音は、ブロンズ弦と相性がいいらしい。なにより、ドレッドノートを抱えた時の安心感が最高である(笑)。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Top:Solid Engelmann Spruce
Side & Back:Solid Indian Rosewood
Neck:Honduras Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:Ebony
Bracing:X-Bracing
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:1-11/16"(約42.86mm)
Scale Length:25.4"(約645.16mm)
Tuning Machine:Gotoh
Rosette:Black & White
Pick Guard:Tortis Color
惜しまれつつD-45 Customの見返りに放出される。

K.Yairi NRF CUSTOM 2015

ブラジリアンの匂いを嗅ぎに(笑)、HoochiesのPremium Guitar Show in Acousticへ足を運ぶと、プレミアムものは匂いだけでお腹いっぱいになったが、ブログに掲載されていたモデルが目にとまった。K.Yairiのマスタービルダー丹羽雪男氏による一品モノである。OMに近いサイズのカッタウェイボディでその形状が独特。オーダー品に匹敵する品質で価格的にはかなりお得。さりとて、決して安くはないので、その場では興味ないふりをする(笑)。
1週間考えても気持ちは変わらなかったので、置き場所対策にどうしても弾く頻度が低いSuper EXの放出を決めて、捕獲に向かう(笑)。Hoochies Premium Guitar Show in Acousticの為の蔵出しギターということらしい。ヤイリギターの定番スモールボディのRFシェイプにカッタウェイ仕様の事実上のワンオフモデル。弾いて聞こえる音はやや物足りなさがあるものの、正面での鳴りはサイズの印象以上に押し出しが強く心奪われる。ドレッドノートのカッタウェイでは足りなくなるというハイ域の不足感はなく、「ブライトで立ち上がりの良い音の中に、落ち着いた中低音が追いかけて来る感じ」。ナチュラルバインディングとアバロンのロゼッタが美しい。捕獲決定。
しばらく試奏すると、現有2本のアコギに比べて1フレットの押弦が硬く感じる。弦の違いはあろうがゲージはライトだし、弦高が高いわけでもない。この違和感を話すとニュアンスを理解され、スタッフによる店頭チューン(笑)が施されて解消。付属のケースも高級品で蓋の嵌め合い精度が高い(笑)。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Top:Solid Sitka Spruce
Side & Back:Solid Honduras Rosewood
Neck:Honduras Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:Ebony
Tuning Machine:Gotoh
Rosette:Avaron
Pick Guard:Tortis Color
惜しまれつつD-45 Customの見返りに放出される。

Crews Maniac Sound SEC Blackie 2000

ストラトといえばメイプル指板のサンバーストと刷り込まれているが、実現したのは最初に入手したものだけで、それきり縁がない。巷間に増えた(と感じる)ローズ指板も見慣れたし、結局手元にあるのもそれだが、この刷り込みが消えたわけではない。しかし、ストラトは1本で十分という思いに変わりはなく、メイプル指板欲求が湧いては消えを繰り返した。これを機にFenderも1本ぐらいとか、理想の2トーンサンバースト22Fオーダーも頭をよぎったものの、大枚を突っ込む気は毛頭無いので、歯止めはかかっていた。ところが今回オクで遭遇したのは格安だったので、俄に食指が動く。
2000年製造の、SEC初期型と思われる21Fブースター非搭載仕様のプレイヤーズコンディション。ピックアップはSEC Graphicで印象がよかったFender Vintage Noiselessに換装済み。Crews製だとクラプトンづくのは目をつぶるとして(笑)、材は間違いないしこの価格でストラトの標準が手に入るならと落札。
届いたのは想定内の打痕がボディに多数あるが、ネックはきれいでうっすらとトラが浮き、指板の汚れもない納得できるもの。前オーナーによればブリッジを換装、フレットも太めに打ち替えているとか。同梱の換装前ピックアップにはFender Custom Shopのロゴあり。ネックシェイプに違和感なし。ただ、やたら汚れていたので一通りクリーニングを施し、器量よしとなる(笑)。ストラトらしい音だが、ピックアップの出力が高めかも。シングルの音もなかなか理想に巡り会えない。
Spec
Neck: One piece Maple
Body: One piece Alder
Machine Head: Gotoh SD-91 Standard.
Pick Up:
Front. Fender Noiseless
Center. Fender Noiseless
Rear. Fender Noiseless
Control: 1Volume, 2Tone
Bridge: Willkinson
ストラトの妥協に疲れ、オーダーの見返りに放出される。

Crews Maniac Sound Vintage Line THE'51 BLACK GUARD-II 2014

Vin Teleは確保したものの音が不満で、いつかはK&Tの'51を載せたいと思っていた。甘太の音がレスポールっぽくてモロ好みの音である。しかし、優先順位が劣後して先送りになっていた。本物の'52テレキャスターを弾かせてもらったこともあり、そろそろ実行に移すかと思い始めた時、この中古に遭遇してしまった。レリックに興味はないので、発売された時はスルーしたが、CrewsのVintage Lineだけにその品質は最高。それが破格だったのである。Vin TeleにK&Tを載せるのと大差ない。Vin Teleを確保した手前、見送るのが筋とも思ったが、やはりこの品質を見送ったら後悔すると思い、確保に踏み切る。Vin Teleは下取りで満額の査定を提示してもらい、即決。
音作りがむずかしいが、ツボにはまった時の音は絶品。渋谷のイケベ246ギターズで購入。
Spec
Selected one-piece hard maple neck.
Selected one-piece light weight ASH body.
K&T PICKUP Custom-wound "TADEO-51" pickup.
Original light-aged finish and hardware.
音の嗜好が変わり、The'52に後を託し放出される。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED PREMIUM Lemon Drop 2008
 マウスカーソルを画像に合わせると入手時の画像
Slash Appetite Les Paulがカッコいい。オープンハムバッカーのフロントがリバースゼブラなのが特徴。Duncan製で商品化もされている。しかし、その音が欲しいわけではない(笑)。エピフォンのシグネチャーモデルはヘッドの形が違うし、ギブソンのレプリカを買うほどの思い入れもないし、レギュラーラインのクオリティはそれなりだし。安いレスポールの中古に組むことも考えたが、その過程は楽しかろうがろくに弾きそうもない(笑)。いっそオーダーしようかとも思ったが、それも本末転倒な気がして。そんな思いを抱いて久しい頃、ヤフオクで発見したのは、ピックアップがDUNCAN SH-55に換装された格安品。何となく見覚えがあったのでググってみると、以前デジマートに出た時は割安感を感じなかったものを、ショップが出品していることが判明。今回の値付けは妥当かつ好みのK&T換装前提にも好都合、色も好都合のレモンドロップなので入札したところ、僅かにせり上がっただけで落札。
まだK&Tがない2008年製でピックアップはTOM HOLMSだったことが判明。勿論なんちゃってSlash Appetiteに仕上げるつもり(笑)。岡山のお宝GUITARSで購入。
Spec
Body : Hard Maple top / One Piece Honduras Mahogany Back
Neck : One Piece Honduras Mahogany
Fingerboard : Premium Jacaranda 310R
Pickup : SEYMOUR DUNCAN SH-55
Nut:"Non Remove Fat / Non Bleached" Bone Nut
Scale : 625mm 22F
Machine Head : Gotoh SD90-SL
Bridge : Crews T-0-Bridge
Tailpice : Crews Alnimium Tailpiece
Control : 2Vol . 2Tone. 1Toggle Switch
Finish : Lacquer
追記:K&Tに換装4
GT/Korinaに搭載予定だったK&T CLICKを、ZB/WWのボビンだけRev.ZB/ZBのオープンというややこしい仕様で(笑)カスタム・オーダー。ノブをシルバートップ・ゴールドハットに交換。見た目はSlash Appetite、音はCLICKという一挙両得を実現(笑)。芯のあるハイの音が絶妙。
Pick Up : K&T CLICK ZB(Rev.ZB)/WW(ZB)
増え過ぎて持て余し気味になり、ピックアップをN.O.S TOPSに換装して放出。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED SUPREMES CTM Faded Cherry 2014

自分のロック・ギターの原点は、やはりレス・ポール・スタンダードのチェリー・サンバーストが奏でるハード・ロックであり、ヴィジュアルで具現化しているのはジミー・ペイジであることに間違いない。それをどうしてもLEDで実現したくてオーダーした。ピックアップはアウトプットレベルが高くディストーションに重点を置いたK&T F.O.Sをチョイス、リアをダブルホワイトのオープンで。興味があったフェイズ・スイッチも搭載。色は写真集「Beauty Of The Burst」から指定。フーチーズのスタッフに相談すると、せっかくなら材を変えてみたらという提案があり、トップをワンピースにしてみる。
7ヶ月を経て手元に届いたのは、文句の付けようもない出来映え。ワンピース・トップのトラ杢がブックマッチと見まごうばかりの見事なもので、若干フェイドした色再現も完璧。F.O.Sは通常VLで巻くのだが、ワンピース・トップでは音がぼやけてしまうということで、きつく巻かれた特別仕様。極上の材と相まってこの音が絶妙で、歪み過ぎる危惧を見事に払拭、芯のある太い歪みを再現、ボリュームを絞っても音が細くならずにクリーンが鳴る。さらに、この音でフェイズ・スイッチの効果が抜群である。ロック・ギターの原点が、今、正にここにある。自分の中での呼称はCS/1p。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : BRAZILIAN ROSEWOOD ON HONDURAS MAHOGANY
Machine Head : GOTOH SD-90 SL
Body : SELECTED ONE PIECE HARD MAPLE TOP/ONE PIECE HONDURAS MAHOGANY BACK
Pick Up : K&T F.O.S CUSTOM Coverd/Open WW
Control : 2VOLUME, 2TONE,PHASE SWITCH FRONT TONE PUSH/PULL
Bridge : CREWS T-0-M STYLE
Tailpiece : CREWS ALUMINIUM
Hard wear color : CHROME
増え過ぎて持て余し気味になり放出。

Crews Maniac Sound Bottom's Up QUARTER SAWN LIMITED Vintage Blue 2013
ボディ色の再現を優先したので、背景の色が不自然
フーチーズの動画で何度となく見聞きするうちにその音に興味を持ったJames Tyler。しかし、モノはいいのだろうがデザイン的にはどうもしっくりこないし、何しろ高い。一度他店で手の届きそうな中古を試奏してみたが、その時は音的にも感心しなかった。個体差が多いというコンポーネントギターとはこういうものかと勝手に判断して、本家にはその後も興味を持たなかった。PRSで音を作れなかった実績もあるし(笑)。Crewsのオリジナル・モデルにJTピックアップを搭載している実績があるので、いっそオーダーしようかとも考えたが、オーダー品で音を検証するのも本末転倒というかギャンブルなので(笑)踏み切れずにいた。何度となくそんな思いが頭に浮かんでは消えを繰り返した時にオクでみつけたBottom's Up。ヘッドデザインで敬遠していたが、改めて調べるとクオリティはさすがの Crews。そのQuarter Sawn Limitedという上位モデルでローズ指板、色も悪くない。なれど、第一目的が音の検証であることに変わりはないので、ダメ元で入札したら落とせた(笑)。
届いたのは、目立った傷はないもののそこそこ弾き込まれたコンディション。その音はといえば、想定していたJTの音で、それは満足なのだが、この音で既存の曲を弾くというのもしっくりこない気が。スタジオミュージシャンやバックバンドでの使用度が高いのがわかった気がした。曲も音も自分で作るには最適のツールなのだが、さて。ヤフオクで購入。
Spec
Neck : Rosewood on QUARTER SAWN MAPLE - Thin Grip - Vintage Satin Finish ONE PIECE 22F
Machine Head : GOTOH SD-91 HAP-M
Body : Dinky Shape,selected light weight ash ONE PIECE
Pick Up : James Tyler 5 Hot Laura x2 & Super Charged Studebaker
Control : 1VOLUME, 1TONE
Bridge : GOTOH 510T-SF1
PICKGAURD : 3P Pearl
増え過ぎて持て余し気味になり放出。

Gibson Custom Shop Histric Collection 1958 Les Paul Junior Double Cutaway TV-Yellow 2005
 マウスカーソルを画像に合わせると入手時の画像
LPJCDCを手放すにあたっては、返す返すもせっかく手に入れたP-90の音が惜しかった。しかし、それを優先すると堂々巡りで元の木阿弥なので割り切った、はずなのに検索(爆)したら、欲しかったのに探した時は全く見つからなかったモデルのドンズバがオクでヒット、それもかなりお安い開始価格。減らした途端に増やしてどうするという思いと、どうせ落とせないという諦めが交錯するまま入札したら、若干せり上がっただけで落札(笑)。
ドッグイヤー1発にバーブリッジという潔さそのままの音。ヤフオクで購入。
Bumble Beeレプリカ搭載だが、本物とは歴然の差。
SPEC
BODY:Solid Mahogany
NECK:1P Mahogany W/Long Neck Tenon PROFILE/Early ’50s Rounded
FINGERBOARD:Rosewood/22F
SCALE:24-3/4”
NUT WIDTH:1-11/16”
HARDWARE:Nickel
BRIDGE:Lightweight Aluminium Tailpiece
MACHINEHEAD:White Button Tunners
PICKUP:P-90 Single Coil
CONTROL:1Volume-1Tone
追記:ピックガードを交換
刷り込まれているのはこれをかき鳴らすキース・リチャーズの雄姿。決定的に違うのがピックガードの色。普通に売っているかと思った鼈甲柄が、意外にも見つからない。ようやく見つけたモントルー製品はどこも取り寄せ扱い。運良くサウンドハウスが在庫ありになったので即決。不安だったネジ穴位置は、オリジナルのテンプレートから切り出しただけあってぴったり。まぁペグまでグローバーに変えなくてもいいかな(笑)。

Gibsonは1本と決めているので、CSHCと入れ替わりに放出。

Crews Maniac Sound VINTAGE LINE LED CUSTOM Ebony 2009

2009年に12本世に出たのが最初で最後のモデル。存在は知っていたが、ギブソンがあったので全く興味を持たなかった。そのうちの1本が中古で入荷したとフーチーズのスタッフから連絡をもらったものの、やはり反応しなかった。
別件があってフーチーズに行くと、当然のように見せられて試奏。緑がかった黒にギブソンと違って細身のネック。そして何より、ホンマホの1ピース・ボディにやられる。K&Tを載せたギブソンで完結のつもりだったカスタムだが、この材を見逃すと後悔するのではないか、このまま帰っても、OM2の時のように一晩中悶々とするのが関の山と、ギブソンと入れ替えをその場で決意。ギブソンのピックアップを元に戻し、N.O.S GOLD TONEをこれに移植、現在載っているWEEP WW/WWは流用先がないので売却、加えてよさを引き出せないPRS P24も放出することで、資金繰りをつける。
ピックアップ換装後に弾いてみると、GOLD TONEの印象が全く違った。ギブソンを弾く頻度が低かったのは、ネックの太さだけではなく、今まで音に感じていた違和感は間違いではなかったと確信した。1ピース・ホンマホ・ボディとの組み合わせが生む粘りと太さのある音が素晴らしい。渋谷のフーチーズで購入。
Spec
Neck : EBONY ON MAHOGANY
Machine Head : KLUSON "WAFFLEBACK"
Body : ONE PIECE HONDURAS MAHOGANY
Pick Up : K&T N.O.S GOLD TONE/VL Custom
Control : 2VOLUME, 2TONE(WITH OIL CONDENSER)
Bridge : CREWS T-0-M STYLE
Tailpiece : CREWS ALUMINIUM
Hard wear color : GOLD
Gibson CSHCの見返りに惜しくも放出。

Crews Maniac Sound GTN-5 MP DEEP JOINT SET NECK S-Purple 2012

Crewsの5弦が安かったというだけで選択したBe Bottom'21に、不満はないが願望は尽きず(笑)、24Fセットネックのハム搭載でフェンダーと違うシェイプを求めると、必然的にGTNになる。これの5弦は中古では滅多にないが、傷だらけの安いのが見つかれば、程度に考えていた、メインはギターだし。それが機材大幅入れ替えの終盤という最悪のタイミング(笑)にヒット。
状態評価の厳しいあの系列店扱いでAランク、ただし価格も相応。ハム2発はかなわぬ1発搭載だがネックはボルトオンではない。緑なら最高だが紫のキルト。5弦良品の玉を見逃したら後悔すると、決断は早かった。しかしBe Bottom'21の下取りだけでは持ち出しが多い。これまたさほど悩むこともなく、入手したばかりのFirebirdも放出決定。不憫ではあるが、一度所有して弾いたら満足してしまった、その程度の思い入れだったと。
出張買取&買い替えキャンペーン適用&通販という時間はかかるが超お手軽プロセスを経て届いたのは、期待通りの美品。アクティブ・ピックアップは苦手だが、それ故の腰と張りのある音。ネックも握りやすく、フィンガリングも滑らか。キルトトップが美しい。イシバシ立川で購入。
Spec
Neck: Ebony On Maple 3 Piece Neck, Gross Finish.
Ultra Deep Joint Set Neck
Body : Maple Top / Light weight Ash Back
Machine Head: Gotoh GB707
Pick Up: EMG JH
Pre Amp. EMG BT-S
Control: Volume, P.U Balancer, Treble & Bass EQ, Pre Amp By-Pass SW.
Bridge: Crews "Mega Bass 5"
いい楽器だからと持っているだけでは意味がないので、断腸の思いで放出。

Crews Maniac Sound Vintage Line THE'52 BLACK GUARD-II 2014

The'51は念願かなっての確保だった。その甘太な音は、歪ませるとレス・ポールっぽいのが好みで選択した。しかし、レス・ポールが充実したからかは定かではないが、いつしか'52を典型とする高音が効いたテレらしいテレの音を欲するようになった。さりとて'51の音も捨てがたく、高音を足すようなリ半田などもしてもらったが、そこはそれそんないいとこ取りなんてできるわけがない。そうなると、テレ臭さが足りない不満だけが募り、'51の音の限界を悟るに至った。とはいえ、これに遭遇できたのも偶然な幸運、そもそも個体が少ないモデルの、(恐らく)最人気タイプには簡単に遭遇できるとは思えず期待もせず妥協せず。
唐突に見つかったのは、これまた激安のタマ。通販だが、元々レリック仕上げなので外見は不問、音はブランドの信頼性で決断は速かった。
音を出して、今までこれ欲しさに如何に悪あがきしたか思い知らされる(笑)。これぞアメリカン・テレキャスター。甲賀のBALBONI EXCHANGEで購入。
Spec
Selected one-piece hard maple neck.
Selected one-piece light weight ASH body.
K&T PICKUP Custom-wound "TADEO-52" pickup.
Original light-aged finish and hardware.
いい楽器だからと持っているだけでは意味がないので、断腸の思いで放出。

過去に使用した機材

BOSS GS-10

伝説?のテレビ番組「ヘビメタさん」でマーティー・フリードマンが使用していたのを見て存在を知る。モニタースピーカーもUSB出力もついてるし、プロも使うならそこそこの信頼性もあるし(危険)、これだけでエフェクターは買い増さなくても済むだろうという甘々な見通しの元(笑)導入決定。ミュージックランドKEY渋谷のバーゲンに仕事中の昼休みに行ったら残っていたので、これも運命と確保。
ツマミが多いぶん操作は直感的で、プリセットの音もよくできているのだが、自分で音を作ろうとすると、なかなかイメージ通りにできない。自分が未熟な為と試行錯誤したが、死蔵してしまいそうなので思い切ってGSP1101と入れ替え。

Roland SC-88 Pro
その昔、憧れの機材としてようやく手に入れたMIDI音源だが、ろくに使われずついに退役。

t.c.electronic NOVA MODULATOR NM-1

某曲をコピーしようとしたら、コードストロークに空間系エフェクトが。GSP1101で探るとフランジャーっぽい。だったらペダルも欲しいでしょ(笑)。フランジャーがあったらフェイザーもってことになりそう。なら全部入ってるのにしよう、Line6はディレイがあるから違うのがいいなと探してこれ。ヤフオクで格安直輸入新品、やっぱり未奏。
どのエフェクトも上品な印象。セッティング次第ではエグくかかるのかはこれから探求。デュアルエンジンなので同時に2つのエフェクトを使用可、なのだがそんな機会があるかは不明。機会がないままSPREADER導入を機に放出。

TASCAM MP-GT1
学生時代の夢がかなった耳コピツール。MP3ファイルのリズムやピッチを自在に変更可能。CD-GT1から乗り換え。GB-10にその座を譲る。

LINE6 DL4

頭でっかちは今に始まったことではないが、リードパートにディレイを薄くかけると快感なのは常套手段。ディレイといえばこれということはわかったが、なかなかお高い。ヤフオクで気長に、と思っていたところ、イケベの正月特価がヤフオク並みに遭遇、問答無用で確保。ループで接続するなら専用ACアダプタ必須。AC9V仕様ってなんだよ、しかも巨大。ND-1導入で放出。

electro-harmonix BIG MUFF π

ブラウズしていて偶然見つけた格安の直輸入品。ファズには全く興味なかったのだが、安さにかまけて導入。GSP1101のディストーションであれこれ苦労してもできなかった音がいとも簡単に作れる、ファズを再認識。なるほど、音作り指南にファズがよく指定されているのもうなずける。用法としては、もっぱらリードパートと思われ、さらなる精進を強いられるが(苦笑)。ZEAL Fuzz導入で使用機会を失い放出。

4段組み?の上から

エフェクター。歪み系ばかり。これで歪みボードを組んだ(2012年10月)。

MXR CAE MC-404

RolandのエクスプレッションペダルがGSP1101ではうまく動作しないので、ワウは買わなきゃなとは思っていたけど、特にこだわりもなかったので、GCB95かV847しか候補になかったが、トゥルーバイパスMODは必須だと思っていた。そのMOD、ノーマルの倍くらいするし中古もなかなかない。で、その価格で他にどんなのがあるかと検索してヤフオクで見つけた格安美品中古。デュアルFasalインダクターとブースター搭載で幅広い音作りが期待できる。ペダルのCAEマークも個性的。そう、今回も事前に音を確認しないギャンブル(笑)、You Tubeぐらいは確認したけど。でも、初めて買うワウを店頭で試奏したって判断できないって。
デュアルインダクターはおとなしい音と癖のある音を見事に切り換える。ブースターは音量調節にも重宝しそう。音痩せは感じない。使いこなしはこれから追い追い。
追記:Qコントロール調整
K&T換装経験を経て、自分の耳はたいした耳ではないにしても、いい音かどうかはともかく好みの音を追求するのは正解なのだと考えが変わったきた。好みの音が出ないと使わなくなるのは当然の帰結で、このMC-404もいい音「のはず」だが好みとは違っていた為、活用しているとは言えない状況が続いていた。いっそのことVOXの846HWに根拠もなく替えようかと思ったが、ここに至って初めてQコントロールなるものを内蔵していて音質を調整できることを知った(爆)。ので調整して見ようと。

赤インダクターはメリハリがないのできつめに、黄インダクターは跳ねすぎているのをおとなしめに、それでいてそれぞれの違いがはっきり出るように調整してみた。
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Qコントロールを見る限り、極端な調整をしたようには見えないが、大きく動かすと音が破綻するように感じたので。
何度も繰り返した愚行だが、多機能目当てに入手して、単機能に更新する為に放出。

MORPHEUS DROPTUNE

昔はほとんど気にならなかったが、昨今はダウンチューニングの曲が多い。それ用にチューニングしたギターで対処していたこともあったが、そのギターを弾く機会が限られてしまい、あまりよろしくない。最近は耳コピツールで曲をレギュラーチューニングに合わせているが、当然声もキーが上がるので、合わせて弾くと曲の雰囲気が損なわれる。
これは逆アプローチのピッチシフターで、レギュラーチューニングのギターの出音を下げる代物。キワモノっぽいが(笑)、評価は悪くなかった。但し使用頻度を考えると安くはないので、気長に中古を探すつもりでいた。が、さすがに玉が少なく、見つかっても割高感があったので、忘れかけていた頃にデジマートでヒット。SPREADERを入手した店の扱いで、ここはB評価が新品同様という印象があり、価格もまぁまぁ。モノの機能からして試奏しても気は変わらないだろうから、交通費より安い送料で確保。
半音下げであれこれ弾いてみる、違和感なし。但し生音が聞こえると気持ち悪い(笑)。2音半下げでメタル、問題なし。音質が多少変わるのは仕方ないのかと思ったら、入力レベル調整を忘れていたせいで、調整後は気にならないレベル。付属の12Vアダプタ専用でバッテリー不可なのが惜しい。
結局ダウンチューニングで弾く用途がなく放出。

KORG MIKU STOMP

ギターに合わせて初音ミクが歌うという、何に使えるかわからないが(笑)、そのテクノロジーに惚れて確保。アレな声やアレな台詞(笑)を言わせることはもちろん、特筆すべきはiアプリを使ってギターのピックアップ経由で歌詞テキストを入力できること。ギターの追従性は今一歩の感があるが、それでもテクノロジーは十分堪能できる。
テクノロジーさえ堪能してしまったら、使い道が無くなり放出。

KORG taktile-49

MIDIキーボードが長年ろくに使わないまま外見だけ劣化したので(爆)、32鍵では足りないという大義名分の下(笑)更新することに。まずこだわったのはピアノタッチだが、88鍵のものしかなく当然のように高価で、ローエンドのエレピが再廉価という現実を目の当たりにして断念。セミウェイテッドからスペースの許容限界である49鍵を探す。鍵盤だけでよかったのだが、今の主流はコントロール部付きのUSB接続という現実に従い、スペース的に全幅が鍵盤サイズでコントロール部がはみ出ないのが好都合で、KORGならMIDIパッドで使用実績がある安心感もあってこれに決定。
製品性能には不満はない(わからない(笑))が、USB接続すると機能が重複するためか、コントロール部の操作性に勝るFADERPORTが正常動作しないので、取り敢えずMIDI接続で使用している。
どうしてもピアノタッチを諦めきれず、CP50導入の代償で放出。

t.c.electronic NOVA DELAY ND-1

実はDL4購入前に知っていたら、間違いなくこちらを選択したはずのディレイ。サンプラー機能はないが、ディレイ・タイムの表示とカッティングでタップ・テンポが決まる機能優先でDL4と入れ換え。出音で即座に音のよさを感じさせるが、トゥルー・バイパスではない。
エコー的用途以外は結局デジタル・ディレイとして使いこなせず、放出。

BOOROCKS ZEAL Fuzz FZ-1

BIG MUFFはあまりに個性的で、面白いけど用途に持て余していた。ファズの音も嫌いではないので、もっと気軽に楽しみたいと思ったところ、フーチーズの店頭にあったこれに興味を持った。しかし、歪みはJVMとG.O.Dが基本であることに変わりはないので、無闇に手を広げるのもいかがなものかと自制していた。のに、ヤフオクで安く見つければ入札しないではいられない(笑)。無競争で落札できた新同品。
果たして出てきた音はというと。クリーンに繋いで踏みっぱで、低音にやや癖のあるディストーションライクに使えるのは、フーチーズで聞いた話の通り。ファズの先入観だった音の破綻がない。コードにも十分耐える。ファズらしい癖のある音はもちろん作れるもののやや控えめであるが、この辺りは好みが分かれるところかも。リードに繋ぐとトレブル・ブースターのごとく使えるのがこれまた気持ちいい。これまでどのペダルもほとんど一曲通して踏みっぱの使い方だったが、こいつは途中で踏むことを教えてくれた。艶っぽいハイポジションの音は、ロゴ下のマークの如くである(笑)。恒例の無試奏確保だったが、試奏してもここまでは確認できなかっただろうし、逆にファズ臭さが足りなくて見送ったかも知れない、それはそれで幸せなのだろうけど(笑)。
そんなこんなで、痛く気に入ったペダルなのだが、もはやボードに隙間はない(爆)。ちなみに運よくアウトレット品を手に入れるチャンスでもあった。もちろん落札価格はこれを下回るが。
ファズの価値観が変わり、理想の機種に移行のため放出。

Ibanez AD9

ディレイで一人多重奏なんてする甲斐性はないので、使うのはもっぱらエコー的に使うのだが、その時のセッティングはたいていアナログ・ディレイを選ぶ。デジタル・モデリングでアナログの音を選ぶなら、直接アナログ・ディレイを使ってみたいわけで。Michael Amottも使うモデルの中古があっさり見つかった、例によって週末10%オフのポイント10%、交通費+αの送料で通販。
3つのコントロールを全て12時から始めてセッティングを詰めると、割と直感的に追い込めた。このタイプのスイッチはタッチがソフトで、オンオフは音の変化かLEDの点灯で確認することになる。音が変わればわかるから実害はないが、慣れないと違和感がある(笑)。
アナログらしさの味付けであろう音質がどうしても好きになれず、放出。

DIFFERENTIAL AUDIO MANIFESTATIONZ GREASEBOX GB-83

歪みペダルでもファズとディストーションは別物、ファズといえばジミヘンの音、ファズを手に入れても結局その認識は変わらなかったのだが、ブリティッシュ・ロックのアーティスト使用機材に必ずといっていいほどファズが入っていて、どうしてそれがあの音に結びつくのか理解できなかった。それがフーチーズのイベントに参加して全て解明された。そのフーチーズが推奨するファズがD.A.M、もちろん理由は音がいいからなのだが、厳選パーツを使用するため非常にロットが少なく、その価格たるや二桁万円という、よほどの思い入れがなければおいそれとは手が出ない代物である。
疑問さえ晴れればそれでよかったのだが、逆に手持ちに不満が生じ(笑)、とりあえず中古をあたってみると、元値相応の価格ばかりの中で、これだけは格安だった。さすがに今回は試奏をした上での確保となったが、系列店で売った正規品美品中古が何故これほど格安だったかは謎である。もちろん、細かい拘りを抜きにすればりっぱなブリティッシュ・ロックの音を再現できるし、踏みっぱでも使える。
理想の機種に移行の為、放出。

PreSonus FADERPORT

ギターの心の師のブログで知った便利ツール。好き好んでマジトラなんぞ使っていると、Logicのインターフェイスにイラッとくることは決して少なくないわけで、それを解消してくれるすぐれもの。導入の際、64bitのLogicでは認識しなかったが、サイトからそれ用のドライバーを手に入れて解決。
欠点の巨大なACアダプターはフェイダーを画面と連動するモーター駆動の為「だけ」のようで、その面白い動き(笑)を諦めれば不要のようである だが、逆に画面もフェイダーと連動するので、ACアダプターを接続しないとトラックが全てフェイダーの音量になってしまう。安く手に入らなければ我慢したかもの、ラッキーな出会い。
ドライバがOSに追随できなくなったので、使用を諦める。

sobbat A/B Breaker

アンプの前段にオクで調達したA/Bボックスをかませて、ラックチューナーに分岐させているが、素人製作のA/Bボックスは当然ながら信頼性に欠ける。代替品を物色していたらフーチーズに手頃な中古が入荷。A/Bループボックスではオーバースペックだが、実用に支障はないしお値打ちだったので確保。2つのラックチューナーを使い分けるという酔狂(笑)。
違和感はなかったものの、バッファ内蔵は理想ではなかったので、十分使ったと判断して更新。

Eventide TimeFactor

テープエコーさえあれば十分と割り切ったつもりだったが、デジタル・ディレイの所有欲は捨てきれず(笑)。見た目がいいので(笑)TIMELINEを物色していたが、オクで遭遇したのは双璧をなすこっちだった。どうせ違いはわかるまいと(笑)確保したが、音の良さに感服する。デジタル臭さがみじんもない、艶やかな音色である。ND-1との格の差を思い知らされる。
TIMELINEと入れ替えに放出。

STAMPS DRIVE O MATIC

HoochiesがGWに投げ売りしていたのを確保。どこぞのデッドストックを確保したとか。製品の素性はオーバードライブだが、ブースター的な用法が時代を先取りし過ぎて当時はウケなかったらしい。特価なので試奏するほどのものでもなし、持ち帰っていそいそと試す。
歪ませたアンプに使うもよし、歪みペダルの前段にカマすもよし。特に後者は音にツヤとハリが出て、リードプレイが心地よい。
Distotion +と入れ替えに放出。

electro-harmonix Soul Food

Klon centaurを廉価で再現したクローンという鳴り物入りで発表された割には騒がれず、フーチーズのスタッフの評価も悪くはないが熱くもない。価格はともかくクローンは珍しくもなく、飛び抜けているわけでもないのだろう。廉価なら試してみたいとは思っていたが、TS9でその思いが再燃、展示品特価を見つけて確保。中域に独特の持ち上げ感があり、どちらかというとハムバッカー向きか。原音の鳴り感が残るクランチがおいしい。ブースター的に使うのが正攻法っぽいのは、恐らく本家と同路線なのだろう、想像するしかないが(笑)。
使用機会に乏しく放出。

Jim Dunlop Fuzz Face JH-F1

JH信者ではないが、あのつぶれていない Fuzzの音は一つの理想であり、一方で定番ファズを試したい気持ちもあってどうせならあの音も再現しかったが、あの音はあのストラトのピックアップでないと再現できないと思っていた。なので、試すなら素の赤のつもりだったが、動画で試聴していくと、素のゲルマファズではなく、JHを冠しているので独自仕様と思っていたシリコンファズであの音にかなり近づく感。オクに安いのがあったので落札。無闇に歪ませないと好結果を得られた。以外にもハムとの相性もいい。
使用機会に乏しく放出。

TECH21 MIDI MOUSE

欲が出てくると、曲中でGSP1101のプリセットを切り替えたくなる。フットスイッチを導入するのが常套手段だが、いつまでたっても覚えないMIDIを勉強する好機と思い、MIDIスイッチャーを選択。たかがスイッチ(違うか?)かと思えばどれもお高い中でこれを発見、サウンドハウスなら格安である。
おしゃれな缶入りで届いたのはこれまた直輸入品なので、取説も当然英語。なのだが、接続しただけでプリセットチャンネルがLED表示通りに変更できた。何の勉強にもならんじゃないか(笑)。隣接するチャンネルはフットスイッチと同様にUP/DOWNで変更できる。隣接しないチャンネルにも切り替えることはできるが、元のチャンネルにワンタッチで戻ることはできないようだ。つまり、サーチ・モード中はチャンネルチェンジ信号を送らない機能を利用するということであり、いわゆるメモリー機能まではない。ま、この辺はGSP1101側で対応可能ではあるが。
以前、資生堂にTECH21という男性用化粧品のブランドがあったことを知っている世代でもある(笑)。
使用機会を見出せず放出。

LINE6 M5

マルチ・エフェクターはGS-10以来、常に手許にある環境だが、現有環境のGSP1101に不満もない。マルチは宅録と実験あるいは遊びには十分で、それ以外に用途はないと思っていた。換言すれば、エフェクターの使い方はその程度だった。
エフェクト・ボードを組んでみると、考えがかなり変わった。必要と思って買ったエフェクターを全てボードに組み込むのは無理。デジタル・タイプのエフェクターは原理的にはマルチと同じ(だろうたぶん)。スタジオのマーシャルの歪みで鳴らしたいが、ボード内の全ては不要って場合もあろうが、ボードのベルクロ強度を考慮すると、入れ替え以外は極力エフェクターの脱着は避けたい。で、これは理想的かなと。
ペダル・タイプのマルチ・エフェクター。アンプ・シミュなし、直前に電源を切った状態から起動する、正真正銘のエフェクター。使用できるのは100種超の中から1種だけ、つまり100個のエフェクターを持ち歩くようなものである、この潔さ。DC9V駆動でACアダプタ付属、エネループでも動く。ややでかいがボードとは雲泥の差。ディレイ、モジュレーション、歪み、フィルター、リバーブの分類に応じてLCDのバックライトが緑、青、黄、紫、橙に変わるのが小粋。この色分けはモデル名プレートにも表示されてる。
単機能故使用機会を失い放出。

AKAI professional FLANGER

ゴールデンウィークにフーチーズで、信じられない特価で投げ売りされていたのを発見したが、エフェクトボードを組んだ直後だったので、見なかったことにしていた。それから3ヶ月弱経過しても、同価で残っていたのでめでたく確保。ネットの動画で音質チェックはしていたが、フーチーズも試奏を勧めなかったのは、品質に対する自信と、箱入り陳列の特価だからと理解(笑)。実際、デジマートにヒットしないけど相場からするとありえない特価。し・か・も!、鳴らしてみると、好みにドンズバ!。フランジャーのエグさを求めると物足りないかも知れないが、エグいコーラス的な音を求めていたので、多いに満足。
フーチーズの客層は、これより上位の(価格も一桁違う)商品嗜好とのことで、これは売れ残っていたらしい(笑)。AKAIといえばオープン・リール・テープデッキ、などといってもわかってもらえる人は少ないと思われ。
永らく保有し続けたが、使用機会がなく放出。

Melo Audio MIDI COMMANDER

何度となくMIDIを覚えようとして挫折したが、今度こその思いで確保。例によって(笑)良品中古。接続するデバイス毎にプリセットがある親切設計。
ある程度理解したら、プリセット依存度が高過ぎ放出。

KRANK Amps KRANKSHAFT,DISTORTUS MAXIMUS MMV

Hoochiesへ年始挨拶に行ったら、デッドストック品が格安であったのでまとめて(笑)確保。KRANKは敬愛するMichael Amottが使っていたブランドの歪みペダルなので迷わず。SHARKはMichael Amottが多用するワウ半止めを再現するペダルだったので。
短期間で十分満足したので放出。

Digitech GSP1101

アンプ・シミュレーター兼マルチ・エフェクターたるGS-10の後継としてかねがね目をつけていたが、箱ボロ特価品(ボロくなかったけど)と遭遇できて確保。
長い休眠期間を経て、復帰の目処立たず放出。ちなみに敬愛するマイケル・アモットは、この時点でも常用している。

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